ここだけの話をしよう

世界が終わっても 君を終わらせないんだ

永久保存版とは

 

 

ジャニーズWESTが好きだ。

 

 

つい最近得た幸せ。

ジャニーズWESTというグループを見てバカ笑いできること、ジャニーズWESTというグループの曲からいろんなエネルギーをもらえること。

3月中旬に発売された『W trouble』を購入した時も、Johnny's World Happy LIVE with YOUにて配信されたライブ映像を見た時も、音楽番組にて新曲披露してくれる姿を見た時も、彼らの末恐ろしいポテンシャルをこの目で、この耳で、この心で感じ、ジャニーズWESTが好きだというあの感情が膨らむばかりだった。

 

2020年6月末。14th シングル『証拠』発売。

初回限定盤Aには『証拠』のMV&Making。初回限定盤Bには『証拠』『間違っちゃいない。』『ANS』のSpecial Studio Recording。

 

MVやメイキング映像には、初めて見るようで私たちのよく知るジャニーズWESTがいた。

ダンスのない、ただただ男くさく人間くさいMV。そんな彼らは新しかったし、初めて見せてくれた姿は言わずもがな超〜〜〜カッコよかったけど、でも誤解を恐れずに言うと、今までずっと内に秘めてきたモノを「オリャー!!」ってさらけ出してくれた“だけ”というか、「私たちが見てきた彼らは常にこの熱量なんだぞ世界!!」って言いたくなったというか、そんな感じだった気がする。

メイキングの彼らはまぁ相変わらず。「この子たちが落ち着きを覚える日は来るのかな☺️」と思わされるジャニーズWESTだった。 (いつまでもそのままでいてね☺️)

 

そして。Special Studio Recording。

感情が、色んなものを超越した。

 

このエモーションを整理するつもりもなければ整理なんてできる気もしない。ただ、先述した「ジャニーズWESTが好きだ」という感覚をとうに超えた、言語化を図ることもままならないくらい大きな感情が私を支配した。

 “絶対にジャニーズWESTにとってこのシングルこそがターニングポイントになる” なんて大それたことは言えないけれど、ジャニーズWESTというグループのいちファンとして、このシングルは文字通り“永久保存版”の名円盤だと断言したい。

 

まず、『証拠』

生バンドで、円になって、各々が顔を見合わせて、マイクに魂込めて歌う7人の姿。PRの時点でヤバいと分かっていたはずなのに、想像以上にヤバかった。生バンドで歌うジャニーズWEST、もう、ヤバかった。

それに、各曲の曲終わりにまさかのメンバーの感想トーク「みんなめっちゃイイ顔してなかった?」「音楽の力って感じたよなぁ」「(みんなが一番輝く)ライブに匹敵するくらいのみんなの顔の良さはあったけどなぁ?」十数年、誰よりも近くで、誰よりもお互いのいろんな顔を見てきたメンバーが言うこれらの言葉。どんな大勢のファンの感想より説得力がある。

そこに観客がいるわけでもないのに、目の前にはメンバーとメンバー越しのバンドさん・ストリングスさんしかいないはずなのに、こんなことが言えてしまうジャニーズWESTの絆の深さと音楽に対する熱量。たまんねぇよ。(あぁダメだ。書きながらぶっ倒れそう。)

 

続いて、『間違っちゃいない。』

元々重岡・神山・濵田のユニットで歌われていた曲が7人全員での歌唱になったという点、作詞作曲が重岡大毅だという点、そのしげがキーボードを弾いているという点、オリジナルタイトル『間違っちゃいない』に句点を打って、『間違っちゃいない。』と言い切ったという点。リリースされる前に得ていた情報からして、“エモい”なんていうおざなりな言葉では形容できないほど、私を揺さぶるには十分の材料が揃っていた。

実際にフルサイズの映像を観た私を襲う、“感動”の津波。言葉は出ない。声にならない。ただただ目から頬を伝い流れていくそれらがアツいのを感じただけ。何かTwitterに呟こうとするも、なんと表現するのが正解なのかわからなかった。こうしている今も、次の瞬間に自分が何を書くべきなのかわからない。でも、あの映像を観たとき画面の向こう側から伸びてくる7つの手に ギュッと、それはもうギュッッッッッ!!!と心臓を掴まれる感覚があって、とにかくなんでもいいから感じたことをそのまま文字に残しておこうと思い、今に至る。

もともとピアノが弾けるわけでもないのにひとり密かにピアノの練習をするくらいこの曲が大好きな小瀧さんが歌い出しで、そこから一人一人繋がるソロパートがあって、演奏しながらそんなメンバーをひとりずつ、それはそれは愛おしそうに見つめるしげがいて、そんなしげをみるメンバーもまた愛おしそうで幸せそうで。

ハモもユニゾンもフェイクも、 だった。上手いとか綺麗とか、なんかそんなもんじゃない、、そのものだった。そして、そこに聴こえるクラップ音に嫉妬した。「頼むからそこを代わってくれ。私たちにやらせてくれ」と。

神ちゃんが言う通り、あの瞬間は間違いなく日本一、いや、流星の言う通り全世界でいちばん平和な空間だった。『証拠』のMVを観た時とはまるで逆で、知っているはずなのにまったく知らない曲に出会った気分。しげが「。」を打ちたくなった気持ち、私なんかがおこがましいけど、100%で理解できる気がする。

っていうかさァ!?!?この曲終わりのトーク全部ずるくない!?!?!(いきなりキレんな)  嬉しいワードが飛び交いまくっていて、ひとつひとつが胸の深いトコロに刺さって抜けないんですケド!?!?!?

「しげの楽しそうな顔が嬉しくてしゃあなかった」「普段小っ恥ずかしくて歌ってる時ってあんま見いひんねんけど、すっごい見たくなって、みんなの顔を」「思ったもん。めっちゃ見てくるやん!って笑」「最初のソロん時とかもう恋人かのような目で見てたもんな笑」「俺は、ライブを想像しちゃいましたね」「ちょっと贅沢言いますけど、バンドさん背負わせていただいて、ストリングスさんとか」「間違いなく、めちゃくちゃジャニーズWESTで、大事な曲になっていくやろなぁ〜っていうのは、思いましたね」「曲でしかしげの本音みたいなのって聞けなかったりするやん、そこで答え合わせするやん。“あ、やっぱしげってそうやんな、そうやんな!” みたいな笑 普段なかなか言ってくれへんやんか。笑」「みんな(ファン)の歌ってる姿まで見えるもんな、すでに」

上記は私に今も刺さったままの矢たち (※ほんの一部) です。本当は全部文字に起こしたいくらい。もう、全部…。この後しげが語ってくれたタイトルをどうしようかって話の時も、話聞いてるメンバーの顔もリアクションも優しくて、my tears が can't stop だった。のに、小瀧さん「まるの大きさは?」とかいうボケかましてくるから💢 しげ「地球ぐらいでかいやつ…」とか乗っかってくるから💢 さらに小瀧さん「まる7個?」とかふっかけてくるから!!💢 いつもの大好きなジャニーズWESTすぎて!!!💢 笑いたいし泣きたいしで息できなくなったわ!!!💢 もう!!💢 好き!!!💢💢💢(滝涙)

 

『ANS』

作詞  神山智洋藤井流星。作曲  神山智洋。わかってるんすよ。この圧倒的正解曲で神山さんギター持ってるんで、見ずともすでに背水の陣であることはわかってたんすよ。最初から、迫り来るジャニーズWESTに勝てるわけが無かったんすよ…。

案の定、神ちゃんと流星がセンターにいて後ろにバンド構えて、スタンドマイク7本立てて、ド頭の濵田さん。ラジオで初解禁してくれた『ANS』を聴いたときより、何倍も、何十倍も良かった。音がどうとかではなくて、イマジネーションだけじゃない、確かに今自分の目が捉える7人の世界で放たれる濵田さんの一発目。最ッッッ高だった。

神ちゃんが作った曲に流星と神ちゃんが綴った詞(コトバ)を乗せて、一音一音力強く歌うメンバーの男らしさったらない。曲終わりに自然とハグやハイタッチを交わす姿は幸せの権化としか言いようがない。幸せって物理的に存在するんだな?すごいな??

ひとつも歓声がなくたって、あの場で歌ったことを「純粋に気持ちよかったよな笑」「ハイになってもうてんのよね笑」と言えるメンバーこそが、神ちゃんの曲作りの才能、流星と神ちゃんが紡いだコトバのパワー、そしてジャニーズWESTの絆の深さが目に見えて光り輝く証拠で、ANSだと、私は思う。キミたちが歩んできた6年間は何も間違っちゃいない。だから、キミたちが決めたその道をただまっすぐ突き進んでほしい。どれだけ遠回りでもどれだけ障害の多い道でも、キミたちこそが “答え” そのものだから。

そんなことを思わされた一曲だった。

 

そして。

 

「いつかね、僕ね、夢なんですけど、もう〜わからへんで?どのぐらいかかるかわからへんけど、すっごい準備を頑張ってして、自分らで、全部、作ったっていうアルバム出したいねん。」「それを引っ提げたツアーとか最高じゃない?」

『間違っちゃいない。』で崩れかけたダム、ここへきて決壊しました。もう、完全なる崩壊です。直る気がしません。

こんなにも大きな夢をしげがここに抱いていてくれたこと。それを前のめりで「イイね、最高だね!」「やります。やりましょう。」と推していくメンバーがいること。

この上ない幸せを感じた。

もちろん現実的に考えたらしげが言うそれを叶えるのは相当ハードだと思うメンバーがいて当然だし、どんなに自分たちが音楽の力を身につけたって実現できるかわからない。しげも、今までもこれからもプロの方ありきのジャニーズWESTであることをちゃんとわかってる。でも、だからこそ、それを踏まえた上でこうして大きなひとつの夢を掲げられる、彼らの自分たちに対する絶対的自信というか、彼らの信じる彼ら自身の可能性がすごく大きくて、強くて、頼もしくて、純粋に “カッコイイ” と思った。

 

ジャニーズWESTのライブ映像をはじめて見た時、生バンドがいないことにメチャメチャ驚いたことを覚えている。これがジャニーズのスタンダードなのだと、その時はじめて知った。だから彼らにとっても、生バンドがいないことは当たり前になっているもんだと思ってた。

しかしどうやら、それは私の勝手な思い込みだったらしい。

彼らが生バンドを背負ってライブをしたいと望んでいるのなら、どうかどうか叶えてほしい。メンバー制作曲だけのアルバムを出したいと言うのなら、誰が笑おうと誰が蔑もうと応援したい。応援させてほしい。私もいっしょに、まだ見たことのないその景色を見たい。

かつて私が追っていたグループも、ずっと同じことを言っていた。「いつかはゼロから自分達でアルバムを作ってみたいなって思います。いつかは、ですけどね。」おそらく公言してから10年以上は経っている。しかしその夢が叶う前に、グループは形を変えてしまった。

ジャニーズWESTが今見ているその夢はそれだけ大きくて、叶えるには相当な時間を要するはず。

でも!!私は信じるよ!!!キミたちならやってくれるって、キミたちなら叶えてしまうって信じてるよ!!!

そう信じられる根拠は私が見て聴いて感じたもの以外何もない。でも、それさえあれば十分だ。

 

だって『はんぶんこ』であんな動画作ってくれてたなんて聞いてないもんッ!!流星!!ジャニーズWEST!!私はただ愛を叫んでお金を落とすことしかできないのにこんなに愛されちゃっていいの!?私たちがキミたちの半分だなんて、そんな、そんな、いいの!?!?(語彙力)

それぞれお家とか事務所とかお外とかで演出考えて撮ってくれて、自分らのパートそれぞれ手書きで歌詞書いてくれて、昔のオフショとか素材いっぱい引っ張り出して編集してくれた愛の大きさ。脱帽です。完敗です。私の負けです。許してクダサイ。。。

 

『証拠』は、私の「こんなジャニーズWESTが見たい」がすべて詰め込まれた最高のシングルだ。彼らが “アイドルだから” 見られなくても仕方ないと思っていた何もかもがここにある。

初日売上枚数148,256枚。オリコンデイリー1位。この数字がどこまで伸びるかわからない。爆発的に伸びるかもしれないし、思いの外伸びないかもしれない。しかしどちらにせよ、私の手元にこのシングルがあることは胸を張って世界に自慢出来る事実だ。

 

冒頭で述べたとおり、私はジャニーズWESTが好きだ。でも、『証拠』を手にする前までの「好き」と『証拠』入手後の「好き」は明らかに異なる。

語彙力が乏しい故、結局「好き」という言葉を発することしかできないのだけれど、敬愛、感謝、矜持、etc……… 含蓄の深い「好き」へと姿を変えた。

 

ジャニーズWESTというグループと新しい場所に飛び込んでいけること。ジャニーズWESTが奮闘するこの世界で、日々を過ごしていけること。ジャニーズWESTの7人と一緒に夢を見て、夢を追いかけられること。

 

ジャニーズWEST、ありがとう。

そう感じられる今が、私のいちばんの幸せだ。

 

 

アァ〜〜〜〜〜〜〜!!!

ジャニーズWESTが好きで好きで大好きで幸せ〜〜〜!!!!!(低ボキャ)

 

 

2020.06.24

ジャニーズWEST 14th シングル『証拠』発売日