Netflix オリジナルストーリー
『宇宙を駆けるよだか』
愛されるべきは、外見か、中身か―『宇宙を駆けるよだか』予告編
ジャニーズWEST 重岡大毅、神山智洋がW主演を務め、ヒロインの清原果耶、富田望生がとんでもない演技力を魅せた漫画原作ドラマ。
美しく、醜い青春。
中身を知らずして外見で人を判断することのバカらしさ。外見の醜さと中身の醜さ、外見の美しさと中身の美しさは必ずしも比例するとは限らないし、必ずしも反比例するとも限らない。
そんなことを教えてくれたドラマだった。
が、
ドラマを観るにあたり、予想外の出来事が発生した。
第1話を視聴中。涙腺の崩壊とともに。
恋に落ちる音がした。
火賀… 火賀くん… 火賀俊平… シゲオカダイキ… 火賀くん… 火賀くん…… 火賀、くん………(ゲシュタルト崩壊)
いや、あの… 噂には聞いていましたよ? 火賀くんは恋だと… リアコだと…… 聞いていた… 聞いてはいたけれど……
まさかここまでだとは思わないじゃん!!(泣)
もう、もうね、しんどいオブザイヤー受賞間違いなしですよ火賀くん… しんどかった… とにかくしんどかった…! この未曾有の事態に溢れた2020年において、何もかもを吹っ飛ばして断トツでしんどかった……!!
世界中のNetflixユーザー、騙されたと思って観てほしい… このドラマだけのためにNetflix入会してでも観てほしい…(後者の人間此処に在り)
あの、本当に、観て!!!(泣)
もう何周したかわからない。無限によだかの世界をループした。火賀くん、しろちゃん、あゆみ、海根さん、俯瞰… いろんな立場に立って同じ世界を何度も往来した。
私がこんなに同じドラマ何回も観るなんて… アンビリーバボーにでも寄稿しようか…?(やめ)
何回も観て、何回も思った。
火賀くん、幸せになって…!(泣)
どうしても、どうしても幸せになってほしい。火賀くんが幸せになれない世界なんてそんなのいらない… 火賀くんは幸せにならなきゃダメなんだ…(本気)
ということで、
火賀俊平のPR をしようと思う。(ハ?)
私が全力で火賀くんの良さをPRしていくから… 私頑張るから… だから誰か… こんなにも素敵な火賀くんを、私の愛する火賀俊平を、どうか幸せにしてあげて……(泣)
※ここからはがっつりネタバレ有です。ネタバレNG未視聴の方はあの世界に飛び込んできてください。ここで、ここで待ってますから…
火賀くんPRポイント
その1. 【誰に対してもフラット】
1話から飛び出す激ヤバポイント。
海根さんと入れ替わったあゆみが自分の姿でしろちゃんの隣にいる海根さんに詰め寄る場面で、仲裁に入った火賀くんが放った一言。
「海根さん!朝からテンション高すぎ! てかキャラ変した?」
自分の好きな子が大して仲良くないクラスメイトに押し倒されていたら、ふつう “おい何してんねん!” とか “やめろやめろ!” とか言ってしまいそうなところ。
火賀くんはあゆみをかばうことも海根さんを否定することもしなかった。
もちろん火賀くんの言う「海根さん」は “海根さんの容姿をしたあゆみ” なわけだから、あゆみからしたらそりゃ否定されたも同然なんだけど…
でも あゆみ (の姿をした海根さん) を 海根さん (の姿をしたあゆみ) から遠ざけるでもなく自分が避けるでもない火賀くん、仲良い側に肩入れするでもない、なんならちょっと海根さんとの距離詰めてる火賀くん、凄くないですか?
咄嗟の状況にもかかわらず誰も傷つけずにその場をおさめようとした火賀くん。あっぱれ。
個人的には彼女が飛びつかれてるのに助けられないしろちゃんも、しろちゃんがいるのに いの一番にあゆみ助けに行く火賀くんも、あぁ〜!火賀くん〜!となったポイントでした。
そして、一緒に文化祭の看板を作ることになった火賀くんと海根さん (の姿をしたあゆみ)。
「海根さんさぁ、公史郎に気ぃあんの?」
「あいつ彼女いるからやめといた方がいいと思うで?」
火賀くんが公史郎をすすめない理由は決して “釣り合わないから” でも “公史郎のタイプじゃないから” でもなくて、“公史郎には彼女がいるから”。
その彼女というのが自分なのであゆみはとてもとても苦しいわけなんですケド… 火賀くんはあゆみと海根さんが入れ替わってるなんて微塵も思っていないので… 悪気がないから余計苦しいねあゆみ……
その後海根さんに「俺の好きな子もめっちゃ絵下手で、」とか普通に話すし、「じゃあずっと私に隠してたってこと!?」と問われた時だって、 “俺ら恋バナするような仲ちゃうやん!” とか “なんでお前に言わなあかんねん!” じゃなくて、「は!?」なんですよ火賀くんは(泣)
大して仲良くない子に好きな子の話しますか!? 私はしません。できません。
まぁいくら守るためとはいえ、律っちゃんマリちゃんに「俺今海根さんが好きやねん。」と話してしまうような男なので大納得ですが…。
さらに「なんか、久しぶりだな。こんな風に話せたの。」に対して、「海根さん友だち少ないからなぁ?笑」なんて間髪入れずにナチュラルに、何の悪気も感じさせずに言えちゃうんだからもう〜(泣)
フラットタイヤもビックリのフラットさだね火賀くん(泣)裁判官とか向いてるんじゃない?(泣)(何の話?)
こんなフラットな火賀くんがそばにいてくれたから、あゆみは4話まで自分の容姿を気にせずにいられたんですよね(泣)
あゆみ自身が海根さんの外見に醜さを感じていなかったことに加え、唯一そばにいてくれた火賀くんが 周りと比べて自分を卑下するようなことを一切しない人だったから、だから4話まで外見のことなんか気にせずあたりまえに火賀くんの隣にいられたんですよね〜〜(泣)
誰に対してもフラットな火賀くんだけど、誰にでも優しいのはしろちゃんの方。
掃除手伝ってくれたり、休んでる日の分のノートくれたり、荷物運ぶの手伝ってくれたり…
そら期待しちゃうよしろちゃん!!(泣)
火賀くんは困ってる人を無差別に救ってくれるようなスーパーマンではないから!!特別な優しさは特別な人以外に向けないから!!(どさくさに紛れて失礼)
フラットなくせにその辺ハッキリしてんだよな〜火賀くん!そういうとこもスキ!好きだよ!!
火賀くんPRポイント
その2. 【感情 = 行動】
長所であり、短所でもあると思う。だけど、感情の赴くままに動いてくれた火賀くんのおかげで助かった部分もいっっっぱいあった。あゆみも、そしてしろちゃんも。
- 海根さんの姿にあゆみを感じてなんとなく教室覗きに行く。
- 「欲しいものリスト」の文字を見て引くぐらい無我夢中で自分の机あさって教科書引っ張り出して、あゆみの「いま一番食べたいもの」と一致させる。
- 海根さんがあゆみだという確信を得た以上 海根さんが理不尽に避けられてることに納得できずみんなの前であゆみ派閥を指摘しては「誤解っつってるやろ!!」と怒鳴る。
- たとえ親友だったとしてもあゆみを無下にするなんて許せるわけもなく反射的に飛びかかる。
- 我が邪魔して 助けに行けたのは公史郎のおかげやったって言えない時もあるけれど、それに対しても罪悪感を抱いていて、のちにちゃんと白状(謝罪)する。
- 気持ち爆発して告白して、それに対しても秒で後悔してその日のうちに謝る。
- 大親友に「俺を信じるか?」と問われればどんな状況にいようが100%信じてしまう。(もしも本当に、本当にしろちゃんが悪い奴だったらふつうに殺されてるかもしれないのに。すげぇ… すげぇ奴だよ火賀くん…)
それでいて海根さんには「お前の秘密、公史郎にバラしてやってもええねんぞ?」とか言うし、あゆみの姿であったとしても中身の一致しないあゆみには超冷たい目向けるし、「俺らはやり返すだけや!」な人なので嫌いも嫌いでとことんなんですよネ… なんとも人間らしい…
だから逆に、ペンキかぶったときに出た言葉が「俺 河童か!笑」だった火賀くんは本当に優しいなぁと思いましたヨ(泣)故意せず起きたことには怒らない人なんだな〜って… 水やジュースどころの騒ぎではなく、ペンキ… ペンキですよ…?(泣)
火賀くんPRポイント
その3. 【とにかく優しい】
(その1、その2の火賀くんと似つかわしい点ではあるんですけど…)
「あゆみ。…あゆみなんやろ?」
「悪かった。すぐ気づかれへんくて。」
いや… いやいや…… あゆみ、火賀くんには入れ替わったと伝えてないんですよ… 気づけなくて当然なんですよ…
「私はあゆみだ」と泣きながら訴えたママにも、彼氏であるしろちゃんにさえも拒絶されてしまったんだから、何も言ってない火賀くんが気づくわけがないんですよ……
それなのに、誰よりも早く気づいた。しろちゃんから多少の話は聞いていたにせよ、彼氏よりも親よりも早く、いちばん最初に気づいてくれた。
それなのに彼は謝るんです… あゆみの苦しさを思って、謝るわけです…
“苦しかったよな、ツラかったよな、ごめんな。” と、寄り添ってくれるんです…
や、やさしい……(泣)
「どんな姿しててもわかるよ。あゆみは、あゆみなんやから。」
涙 腺 崩 壊 。
はじめて存在を認めてくれた。わかってくれた。それだけで十分なのに、彼は言葉だけでなく、いちごオレを手渡すんだから… 今目の前にいるキミこそがあゆみだという証拠を、あゆみがここに存在する証明を、あゆみに贈るんだから……
こんなカッコイイ救世主、好きにならないわけがない… オイあゆみ… 聞いてるかあゆみ……
(この火賀くんに涙腺と心を奪われたのは言うまでもありません)(恋に… 恋に落ちてしまったんですよ、えぇ…)
「こういうのよくわからんからさぁ〜 姉貴に選んでもらったんやけど、」
ハイ!バレッタ!今後キーになるバレッタ!!ニキビひどいから嫌って言ってんのに!無理矢理着けたバレッタ!!
「暗闇の底にいる私に光をくれたのは、間違いなく、火賀くんだった。」
物理的にも精神的にも、火賀くんが海根さんの姿をしたあゆみに 光 をくれた瞬間!!
あゆみはまったく火賀くんの気持ちに気づいてあげられてないけど!切ないね火賀くん!!(泣)
「友だち」ときっぱり割り切られてしまった火賀くんにイケパラの中津秀一を重ねてしまった話はまた別の機会にさせてほしい…
「心配すんな!俺がぜったいお前のカラダ取り返したる!! お前がどんな姿でも関係ない! 俺はお前の味方や!!」
愛が… 愛がすごいよ火賀くん…(泣)
あゆみが変な様子で去っていき、美術室から出てきた海根さんとしろちゃんを見て咄嗟に猛ダッシュで追いかけて キュッ じゃなくて ガッ!! って抱きしめて放ったセリフがコレってさ、まだ告白してないのにこれ言えるってさ、え…?
私もあゆみと一緒に泣いちゃった… 声出して泣いた…
「あん時助けに行けたのも、アイツのおかげやねん。」
言えるんだ(泣)言えちゃうんだ(泣)あの時「…だってそういう奴やんけ、昔から。笑」って言えたこと自体すごいのに、ちゃんとすべてを伝えるんだ(泣)
私はそこまでできた人間じゃないので、もし私が火賀くんだったらその事実は墓場まで持っていってたかもしれない…(サイテー)
「なぁ公史郎。ずっと悪役でおんのもキツかったやろ?」
viva親友!!!(泣)
自分だってツラかったじゃん!(泣)ていうか、今いちばんツラいの火賀くんじゃん!(泣)
あと一歩であゆみと付き合えるかもしれなかったのに… 「ここまであゆみ放っておいて、今さら実はあゆみのためでしたってなんやねん!」ぐらい言ってもいいのに…
どこまでもまっすぐ公史郎を信じて受け入れて、あゆみのもとにしろちゃん連れてって… それでいてしろちゃんのメンタル気遣えるなんて… ジェントル火賀…(泣)
しかもそれに対する「いや? お前があゆみちゃんのそばにいてくれたからな。」がキツすぎて私が泣いた。しろちゃんは悪気ないし、本気の言葉だとは思うけど、火賀くんにはキツすぎた… だって火賀くんはこの一言のせいで公史郎には一生勝てねぇって思ったはずだから……(→のちの火賀くんの「アイツの圧勝や。」は、このしろちゃんから繋がった言葉だと思ってる)
とはいえ「俺はただ、責任を果たしただけだ。」なしろちゃんも相当キツかったはず。
彼氏としてなんとしてでも彼女を取り戻さねばという使命感、彼氏のくせにいちばんに気づいてあげられなかった後悔、自分がそばにいてあげられないツラさ、すべてに押しつぶされそうだったはず。
自分の手であゆみを暗闇から救ってあげたかったよね… 火賀くんの隣にいるあゆみに「信じてるから」なんて言われたくなかったし、街灯殴った拳、絶対痛かったよね… いちばん見てほしくない自分をしっかり見られてしっかり傷つけて、それでいて誤解を解くことも追いかけることもできないなんてしんどかったね……(泣)
火賀くんPRポイント
その4. 【あゆみをひとりにしない】
美術室でいちばん見たくないしろちゃんと海根さんの姿を見てしまい逃げるように走った時。
もう元の姿には戻れないと知り「ひとりになりたい」と言った時。
自分の容姿は可愛くないと自覚し、あたりまえのように火賀くんの隣にいることを思い悩んでいた時。
火賀くんは絶対に、あゆみをひとりにしなかった。
まさに、「 上手く笑えない今日の 涙は僕とはんぶんこ ひとりの思い出 2人にしよう 何倍も笑えるね 」状態。
……ムリ(泣)そんなことがあっていいわけない(泣)
「用事ある」って言ってんのに、それを一瞬で嘘だと見抜いて「強制参加。」って手首掴んでどこかへ連れてってくれる火賀くんマジで一生そばにいてくれ頼む…
火賀くんPRポイント
その5. 【第4話】
(エ!?いきなり話数レベルでPR!?って思う方もいるかもしれませんが、第4話の火賀くんを語らずして火賀くんをPRしきることは不可能なのでどうかお許しを…)
「なぁあゆみ〜。俺らカップルに見えんのかなぁ〜」
「どさくさに紛れて手繋いじゃってるしな!ラッキー!!」
鼻血出た。
な、なにそれ… 手は繋いでないのに、手首掴んでるだけなのに「手繋いじゃってる」って感覚な火賀くん何それ…「ラッキー!!」って… どこまでも純粋でまっすぐな火賀くんなにそれ…(泣)
もちろん本心なんだけど、心からラッキー!って思ってるだろうけど、「やっと笑ったな?」とか言って顔覗き込んでくるから “私を笑わせるために言ってくれたの…?” となりますサヨナラ(滝涙)
「 たしかに、可愛い子はいっぱいいるし、入れ替わる前の海根然子を可愛いと思ったことは1回もない。 けど、他の誰と比べても、俺の好きなあゆみココにしかおらんから。」
ブッ倒れたよね。普通に。
涙腺とか影も形もなくなったよね…
“決して海根さんの容姿が好みなわけではない。この姿のあゆみより可愛い子はいっぱいいる。でも俺の好きな人はどんな見た目やろが 小日向あゆみ だけやから。”
強さ × 優しさ × 愛 = 無敵 = 火賀俊平 が成り立ってしまう世界ムリ怖いヤダ勝てない(泣)
そしてこのあと。このあとの火賀くんですよ。
あゆみの『この姿で出会っていても、同じこと言ってくれたかな?』に対しての言葉。
「それやったらな〜!」「誰よりも先に、あゆみの良さに気づけてたかもな?」
バカ!! もう… バカ!!(泣)
肺が痛い… 泣きすぎて肺が痛いよ火賀くん…… 責任取って…(泣)
今あゆみが何より不安に思っている容姿に対し、むしろこの姿で出会っていたかったとでも言いたげな火賀くんに全私が泣いた。泣き崩れた。
どこまで… どこまで優しいんだよ… どこまで強いんだよ… どこまで 小日向あゆみの中身 を愛してくれてんだよ……
現に火賀くんは誰よりも早く、しろちゃんよりも早くあゆみに気づいた。そしてあゆみが海根さんの姿になってはじめて、自分の気持ちをあゆみにぶつけた。
「誰よりも先に、あゆみの良さに気づけてたかもな?」
かも じゃないのよ(泣)今もう証明しちゃってんのよ(泣)しろちゃんよりも早くあゆみに気づいてそばにいんのよ(泣)
火賀くんの好きの想いも、その自分の想いに対する自信も、火賀くんにとっては 当たり前のように “絶対” で震えた…
しろちゃんが今何企んでるかわかんないけど、ここまで自分のこと愛してくれる人、火賀くん逃したらもう一生現れないかもしれないよあゆみ!!!(大きなお世話)
これだけ壮大に愛の告白ぶっかましたそのあとも、あゆみの手ではなく手首を掴んで隣を歩く火賀くんの思いやりに大きな拍手を……!!👏(泣)
「得とか損とかよぉ!! あゆみの気持ち考えたことあんのか!!」
火賀くんのあの告白があったあとに「いちばん得をしたのはお前だ」なんてそんな皮肉言わないでよしろちゃん… となっていた矢先、しろちゃんを殴った火賀くんが発した怒号。
第2話でしろちゃんが「このまま海根さんと付き合うことにした」と話した時もそうだったけど、火賀くんは自分を侮辱されたことじゃなくて、あゆみのために公史郎を怒ってる。
そりゃそうだ。自分の大好きな人の大好きな人が、自分の大親友がこんなに薄情だなんて許せない。許せないよ、絶対に。
火賀くんはあゆみだけじゃなくて公史郎をも大好きが故に、ここまで全力で怒りの感情をむき出しにできるんだろうな〜
火賀くんの、“好きな人” に向けるベクトルの大きさをひしひしと感じる瞬間だった。
火賀くんPRポイント
その6. 【去り際】
自分から手を引いてあゆみの恋心の背中を押す火賀くん、マジで かっっっこよすぎる!!!!!(大声)
花沢類より、中津秀一より、何万倍も何億倍もカッコイイ!!地球上のどの男性と競ってもぶっちぎりで圧倒的に優勝!!!(※個人的意見です)
「お前は俺のことが好きや。」「でもそれ友だちとしてやろ?」
同じ傘の下で肩ガシッと掴んで正面から真っ直ぐな瞳で発するべき言葉じゃない(泣)このときのあゆみの瞳がまた…(泣)言ってる方も言われてる方も苦しいね…(泣)胸が締め付けられるって、このことだね……(号泣)
「お前がなぁ、ほんまに恋してんの誰や」
画面越しに泣き崩れた私を許してほしい…
頭掴んでまっすぐ見つめてなんでそんなこと言えるの…?(泣)それさえ言わなければもしかしたらこれからワンチャンあるかもしれないのに、なんでそんなこt...
「奪えるもんなら奪いたかったよ。」
アァ〜〜〜火賀くん!!(泣)嘘でしょ火賀くん!!(泣)
奪えるタイミングいっぱいあったよ… なんなら今こそその瞬間だよ…
それなのにいつだって一歩引いてる火賀くん… 自分の気持ち120%でぶつけながらも、あゆみの気持ちを、公史郎の気持ちを看過しなかった。いや、看過できなかった。
感情のままに動く人なのに、感情のままに動く人だから、「あゆみが好き」で「公史郎が大切」で、「2人とも幸せになってほしい」という気持ちすべてに嘘がないから、「俺はあゆみが好きだ」という気持ちだけを先行させることができなかったんだよね火賀くん…(泣)
“良い奴火賀くん” はこんなもんでは終わりません…(泣)
「でもなぁ… お前戻すために、いちばん苦労したんあいつやろ? 気ぃ遣って迷うなよ!!」
「アイツの圧勝や。」
“いちばん” を決めきれずにいるあゆみに自ら二番手を名乗り出る火賀くん、いい加減にしな!!(泣)(謎ギレ)
親友に裏切られ、好きな人に友だちと割り切られ、ポロッと零した告白は流され、決死の告白は 親友 かつ 好きな人の好きな人にかっさらわれ、好きなのに“友だち”でいることに尽力し、苦しむ姿を間近で見てきた火賀くんだって、相当ツラかった。苦しかった。
それでも、火賀くんは自分への評価がとても過小な人だから。何もかもを犠牲にして、自分なんかにあゆみを任せた公史郎をものすごく尊敬しているから。
あゆみが気を遣って迷っていると思い込んでいるし、いろんな意味で、公史郎には勝たれへんって本気で思ってる。
(確かにあゆみは迷ってたけど、あゆみは決して気を遣ったわけではないと思うよ火賀くん… だって… だってさ… ↓)
「そのバレッタ、今のお前に必要ない。」
もうここまできたら本当の大バカ野郎だよアンタ!!(泣)
「暗闇の底にいる私に光を与えてくれたのは、間違いなく、火賀くんだった。」
バレッタをもらった時、あゆみはたしかにそう言った。先ほども言ったように、バレッタは火賀くんがくれた光。
長い前髪に覆われた薄暗い視界に光をくれた。まともに息もできない真っ暗な場所に、(しろちゃんの代わりに)光をくれた。孤独に溺れそうな時、自分がどこにいるかもわからなくなった時、ずっと隣で「絶対俺が守ったる」と未来を照らし続けてくれた。
火賀くんはあゆみの光。
これはカラダを取り戻した今もあゆみにとっては変わらず存在する事実。
しろちゃんからバレッタを受け取ったあゆみが2人を呼び止めた時、呼び止めた順番が「火賀くん!しろちゃん!」だったのも、感謝を伝えたのち、火賀くんの告白を断るより先に「しろちゃんの恋人には戻れない。」と言ったのも、あゆみにとっての光が未だに火賀くんであることを示す証拠だと思う。結果的に「火賀くんとも、付き合えない。」とは言うんですけど、自分に現在をくれた火賀くんを傷つけたくないというあゆみの気持ちが、言葉を発した順番に無意識のうちに表れてしまったんだと思う… 私はそう思うよ火賀くん…
だってエンディングでしろちゃんと火賀くんをいちごパフェに誘うときのあゆみは「しろちゃん!火賀くん!」だったから… あゆみは潜在的に、言葉に気持ちが出てしまう素直な女の子だと思うから…(泣)
だから、だからあゆみは、「それ、今のお前に必要ない。」と言われてもバレッタを返せなかった。火賀くんがくれた光を、希望を、無責任に返すわけにはいかなかった。
火賀くんがいなければあゆみがあゆみとしていられなかったのは間違いない。気持ちを知りながら甘えたいだけ甘えておいて、元に戻れたらはいサヨウナラ なんてそんなこと、根っこから鬼優しいあゆみにできるわけがない。
それをさァ!?(泣)そうやってあゆみが悩んでるのも全部お見通しでさァ!?(泣)手を差し出してるのに返すの渋ってるあゆみを気遣ってさァ!?(泣)乱暴に奪い取る火賀くんさァ!?(泣)
お前こそ気ぃ遣って強がんなよ!!!(泣き叫びながら)
「じゃ俺先行くわ、」
おまッ… お前…… 傘押し付けて泣きそうな顔でそんなこと言って去っていくんじゃないよ…… あゆみ傘さしながら傘持って歩くことになるじゃんかよ……
最後まで… 最後までカッコイイのやめろよ……!!!(大号泣)
追記:
ここのカット(火賀くんがあゆみに目線合わせて諭してるカット)、3話の「今は自分のことだけ考えろ。」のシーンの対比になってるのツラい
あゆみはどちらのシーンでも火賀くんの言葉に「ありがとう」って言ってるんだけど、同じ言葉なのに全然ちがう言葉に聞こえてツラい しんどい 苦しい
3話で「ありがとう」言われた火賀くんは「おうっ。」って返してるのに、6話ではあゆみの「ありがとう」に頷くこともしないで傘押しつけて去っていくじゃん(泣)
切なすぎて召された無理!!!(泣)
主人公が当て馬ってだけでもしんどいのに、それでいてここまで切ない最高の去り方をされたら私は… 私は……。
火賀くんが去ってからやってきたしろちゃんと、何も言わずに涙を流すあゆみの間に流れる時間と雰囲気がグサグサ刺さった… 君たちは言葉なくとも分かり合える関係なんだね…
火賀くんはひとりで抱え込もうとするあゆみの不安に気付ける人だったけど、あゆみは言葉にしなければ気づけない人だった。その証拠に、火賀くんは全部ぜんぶさらけ出してあゆみにぶつかっていった。
それなのにあゆみ、しろちゃんとは微笑み見つめ合うだけで分かり合えるんだからもう…!(泣)火賀くんの恋応援隊は泣くしかねぇのよ!!(泣)
そしてここからが火賀くんの真骨頂…!!
なかなか教室に入れずにいる海根さんを見つけた火賀くんは、海根さんの姿をしたあゆみとの日々を思い出してしまう。
そして、その姿ごと、海根然子の姿ごと愛していたことを実感する。
本気で、心から愛していたことを。
泣かないで…(泣)泣かないで火賀くん…(泣)私が代わりに泣くから…(泣)だから君は笑ってて…(泣)
乱暴に涙を拭った火賀くんはドアの前にいる海根さんに膝カックンをかまし、さっき、ついさっきあゆみから奪い戻したバレッタを強引につけて「ほらよ。笑」「いけ!!」と教室に海根さんを押し込む…
オイ火賀!!(泣)どこまでも火賀!!(泣)
火賀くんからしたら あゆみのバレッタを海根さんにあげた ことになるのに、クラスのみんなにとっては “いつもの然子ちゃん” なのヤバくないですか…(泣)
そのバレッタがあることで 最近可愛くなった と評判の海根然子でいられるんですよヤバくないですか…(泣)
偽善者だと嫌っていた小日向あゆみが作ってくれた居心地の中で、火賀くんがくれた光の中で海根然子は生きていくんだから…(泣)
君は… 君は光なんだよ火賀俊平……!!
みんなの輪の中で笑顔を零す海根さんを見てひとり教室の外で涙する火賀くん…
終わったね…(泣)苦しいことも楽しいことも、そして火賀くんの幸せも、全部ぜんぶ終わっちゃったね…(泣)
涙拭っておちゃらけながら教室入っていく火賀くんに、も〜〜〜お前は幸せんなれ!!(泣)と泣き叫んだのは私だけじゃないよ絶対……
このドラマの何が残酷って、あゆみとしろちゃんの間に火賀くんが介入できないことは最初から分かりきってた事実だったってことです…
「しろちゃん」「あゆみちゃん」と特別な呼び名で呼びあっている2人。火賀くんはその2人を「あゆみ」「公史郎」と名前(呼び捨て)で呼んでいる。 だけど2人は「火賀くん」「火賀」。なぜか名字呼びなんですよね…。
距離感!(泣)ひとりだけ距離感…!(泣)
ふたりを下の名前で、しかも呼び捨てで呼んでる火賀くんは、一見公史郎よりあゆみとの距離が近そうに見えるし、あゆみより公史郎との距離が近そうに見える。
だけど高2にもなって「しろちゃん」「あゆみちゃん」で呼びあっているのは、幼い頃からふたりが積み上げてきた時間を思わせるわけで… 2人だけに許された呼び名なわけで…
そんな2人の時間にも確固たる絆にも、火賀くんが割って入る余地はなかったわけで……(泣)
火賀くん… マジでお前は幸せんなれ…(号泣)
火賀くんPRポイント
その7. 【THE 青春】
青春のど真ん中を生きてる。
「こんな青春送りたかったなぁ〜!」とか、「学生時代こんなことあったなぁ〜!」とかを全て体現してる。
この点において、しろちゃんが火賀くんに多少の嫉妬心を抱いていたのは間違いないと思ってるんだけど、どう?(いきなりの質問)
教科書にボールペンで好きな子に落書きされて、授業中なのに大声出して好きな子と一緒に怒られて、ゲームのやりすぎで勉強も宿題も疎かで、いつも追試で、文化祭でクラスメイトに館長任されて、看板準備中にペンキかぶって、文化祭当日来てくれた女子に優待券配って…
私の学校にいたモテメンズ全員掛け合わせたら火賀俊平!ってぐらいモテる要素しかない、超人気者のヤベェ奴。
それでいて頭ポンとかほっぺつまむとか普通にやるから!!(泣)距離感バカだから!!(泣)どこまで罪なの火賀くん!?(泣)
個人的に、少女漫画原作の映画やドラマによく見る 壁ドン や 頭ポン といった類の胸キュン動作が若干苦手なんですよ。見てるこっちが照れてしまうので… だけど火賀くん(重岡くん)のは全然見られた… キュンだった… 照れではないんです、キュンだったんです…(伝われ)
「悪い公史郎、」「ちょっとあゆみ借りるわ。」の時、しろちゃんの前なのにあゆみの肩ガッと組んで自分の傘にいれてどこかへ連れていく火賀くん。初めて見た時は 最後の強がりかな… なんて思ってたんだけど、エンディングで海根さんに普通に肩組んでたから「この人マジで距離感って概念ないの!?」と思わずツッコんでしまった。
それぐらい距離感がバカで、高校時代そんな奴いたな〜って!!
青春だったあの頃に思いを馳せてしまったんですよ火賀くんのせいで…
火賀くんPRポイント
その8. 【溢れんばかりに重岡大毅】
ここまで読んでくださった方はきっと気づいていらっしゃると思いますが、もう見え隠れしてるとかいうレベルじゃない。
火賀くんは全面的に、圧倒的に 重岡大毅。
この作品に触れたのがジャニーズWESTの重岡大毅を好きになってからで本当に良かった。もしもこの作品との出会いが先だったら、私は完全に火賀くん落ちの重岡担(リアコ)になっていたと思う。
危ない。マジで危ない。
リアコはしんどさが桁違いで身がもたんってばっちゃんから聞いたので…
あゆみからハンカチ渡されてすぐ「ありがとう」って言うところ。研究所の前でシャドー始めるところ。湘南乃風の『雪月花』がバチクソ似合うところ(主観)。距離感バカで、人の気持ちに敏感で、アツくて、みんなに愛されて、みんなを愛して、大事な人をとことん守り抜くところ。
重岡大毅じゃん。
実際の重岡くんがどうか知らないけど、頭ポンとかの所作もタイミングも、机に座って待ってる感じも、目線の感じも話し方も、私の中にいる重岡くん像に完全に一致してしまったんですよね…
…まぁでも火賀くんも関西弁だし、許してほしい。関西弁だし。(どんな言い訳?)
でも「次はレーズン入り頼むな?」って言ったあと舌ぺろとかいうあざといことした火賀くん(演:神山智洋)は絶対に重岡くんじゃない… あれは絶対火賀くんのなかに神山くんの魂宿ってた…(震)
そんでもって最後の最後は完全なるかみしげをぶちかましてくるからしんどい。
あれはもう火賀くんとしろちゃんじゃなくて、 かみしげ だった。
なに… なにあの可愛いやりとり…
「結局いちばん得したのお前やからな!」ってお前… 「得とか損とかよぉ!あゆみの気持ち考えたことあんのか!」って泣き叫んでたの誰だよ… 滲み出てるよ重岡大毅… そしてそんな重岡くんを阻止するは何を隠そう神山智洋…… さすが熟年シンメ……(尊)
あとシンプルに顔が良い… 歯が多い… シゲオカダイキ……
海根さんの姿にあゆみを見出した時や、第4話の河原でクソデカ愛を吐露した時。夕陽に照らされる火賀くん(重岡くん)の表情がメチャメチャ良かった。 好きだった。
綺麗だった。
火賀くんに重岡くんを選んでくれて(しろちゃんに神山くんを選んでくれて)ありがとう… 口座教えて… 振り込みます…… というキモチ。
……………
これまで火賀くんに偏ったブログを書いてきたけど、もちろん私もあゆみ目線でこの世界を生きてみたし、しろちゃん目線でも生きてみた。何度も、何度も。
けれど、“私はしろちゃんが好き!好きなんだ!”とどれだけ強く思い込んでこの世界を生きても、辿り着く先は “火賀くん それ即ち 恋” で…(………)
だって私、あゆみとしろちゃんがどれだけの時間を共有してきて、そこにどんな思い出が詰まってるか知らないんだもん!!(泣)
- 用具庫に閉じ込められてしまったあゆみを、しろちゃんがボロボロになりながら助け出してくれた。
- 寒い日の夜、2人で綺麗な星空を見上げた。
ドラマで描写されていたあゆみとしろちゃんの思い出はその2点のみ。
それ以外の2人の思い出をまったく知らない以上、あゆみはしろちゃんの何に惹かれ揺るぎない恋をしているのか、わからないんだもん…
私があゆみだったら、親や彼氏でさえ自分の言葉を信じてくれなかったなかで、何を言ったわけでもないのに自分はあゆみだと気づいてくれてそばにいてくれた火賀くんのこと、絶対に好きになってしまう自信がある。(断言)
個人的に理性的な人より感情的な人が好きっていうのもある。(超いらない情報)
いくら自分のためとはいえ、尽く裏切られたしろちゃんに戻れる自信はない、ないです…
どんな目論見があったにせよ、気づいていたなら誰よりそばにいてほしかったよしろちゃん… 後先考えず、今この瞬間そばにいてほしかった…
無論、しろちゃんまで感情的な人だったら2人は本当に元の姿に戻れなくなっていたかもしれないけど……
ぬぉっ…!? も、文字数…!!(震)
こんなに長ったらしく語ってもなお語り尽くせないほどに、火賀くんはただただ良い奴なんです……
私に惚れられて当然だし、幸せになってほしいと願われて当然の人なんです……
「俺がひとりで、あゆみの周りにいた全員分愛したる。」
この年齢でこんなにも堂々と素敵な愛を告げられる火賀俊平、
絶対……
絶対、幸せんなれよ!!(泣)
主題歌『アカツキ』の真髄についてはまた改めて。(まだ語るの?)
2020.11.16
(追記:2020.11.17)