ここだけの話をしよう

世界が終わっても 君を終わらせないんだ

かわいいひと

 

 

かわいいひと の話をしようと思う。

ジャニーズWESTのオタクを孫に持つ、81歳女性の話。

 

 

2年前に5歳上の旦那がお空へと旅立った。

今は孫(わたし)とふたり、生活している。

 

「最近の子はみんな同じ顔に見えるわね☺️」が口癖のおばあちゃん。

歌番組を見ながら「早口で何を歌っているかわからないのも、私が歳をとった証ね☺️」と、ちょっぴり寂しげなおばあちゃん。

 

彼女は一通り家事を終えると、HDDに録画してある時代劇を観るのが日課。録画してある時代劇といえば聞こえはいいが、再放送の再放送だったり、ドがつく定番であったりと、見飽きた番組ばかり。それでも、今日の感染者数や死者数等、憂鬱でしかない報道番組よりはよほどいいと、流し見している私でさえ内容を色濃く憶えてしまうほど、毎日毎日同じ時代劇を見続けていた。

「何か面白いテレビないかしらね〜」

そう言いながらお昼寝してしまうのが、彼女の日常だった。

 

孫である私はおばあちゃんの時代劇を邪魔しないよう、観たい番組や動画がある時は自分の部屋に籠るようにしていた。

ところがある日、「いつもお部屋で観てるのって、このTVじゃ観られないの?」とおばあちゃん。

私はFire Stickをリビングのテレビに設置し、もしかしたらおばあちゃんにも楽しんでもらえるかもしれない と、『パパジャニWEST』を再生した。

 

再生して数分。

おばあちゃんが、声を出して笑っていた。

おばあちゃんが、声を出して、笑っていた。

久しぶりだった。

おばあちゃんの、アハハと響く笑い声。

 

おばあちゃんはその日、時間の許す限りパパジャニを観続け、一日が終わる頃「なんだか、今日は良い日だった☺️」と穏やかに笑ってベッドに向かった。

 

それからというもの、パパジャニはおばあちゃんの楽しみのひとつになったようで。

私がお仕事の日も、帰ると「今日は双子ちゃんがおうちに来てね、」「あの子たち真冬にキャンプ行ってたのよ!」などと嬉しそうにパパジャニの感想を報告してくれた。

 

パパジャニWEST #43 「ありがとう」じゃ足りない を見終えるまでにかかった日数 計4日

4日間、おばあちゃんは毎日嬉しそうに感想を教えてくれて、毎日嬉しそうに眠りについていた。

そしてこの4日間、1日も欠かさず必ず言っていたおばあちゃんの特大感想が

「この子たちがバカやって笑ってる姿、本当に楽しそうでみんな優しくて、見てるこっちが楽しくなっちゃうわね☺️」

 

たしかに昨日言ったことを忘れてしまうことはあるし、何度も同じことを繰り返すことだってある。

でも、観た回も観た感想も日々異なるなかでこの感想だけ、唯一毎日共通して教えてくれた。

これは単なる老化現象ではない。

 

ジャニーズWESTが、おばあちゃんにちゃんと、ちゃんと届いてる証だ。私はそう言い切りたい。

 

嬉しかった。

ジャニーズWESTの良さって、届くべきところに、ちゃんと届いてんだな。

ジャニーズWESTが届けたいものって、届けようとしてるものって、間違っちゃいないんだな。

 

おばあちゃんはパパジャニを見終えてからもリア突にVS魂、ヒルナンデスを毎週の楽しみにしてくれていて、音楽番組に出ると言えば私より先にチャンネルを合わせて待機するようになった。

とはいえ入りがパパジャニだったせいなのか、音楽番組に出るジャニーズWESTを見ると心做しかソワソワしている気がするし、「この子(重岡くん)が真面目な顔して歌ってるの、変な感じするわね〜(笑)」と、重岡くんの歌唱姿に照れている。

 

なかなか俳優さんなどの顔や名前を覚えないおばあちゃんも、最近はメンバーひとりひとりが判別できるようで、私がメンバーの名前を言えば「あぁあの子ね!」とハッキリわかるし、おばあちゃんの中でもぼんやりとではあるけれどメンバーの呼称が決まりつつある。

以前よりヒルナンデスを見ていたのもあって、照史くん淳太くんは「お昼の子」(2人を区別して言いたい時は照史くんが「なんでもできる子」、淳太くんが「いちばん年上の子」)。

VSを見ているからなのか、流星さんは「りゅ〜せ〜」。

スカッとカラオケの印象が強いのか、濵田さんは「歌の子」。

神山くんは「良い子」。(雑)

小瀧さんは「筋肉」。(さらに雑)

孫の自担 重岡くんはというと、どこの何から影響を受けたのかまったくわからないが、まったくわからないが、なぜか「だいき」と呼んでいる。

もしかしてだけど………… 好きなん?(?)

 

サムニュー発売週だって、スポットCMを見れば「じゃにうぇす!じゃにうぇす出てるよ!あぁいなくなった!!」とはしゃいでいたし、ラヴィットも私が出勤で途中離脱すると、「おばあちゃんが代わりに観とくからね!!👍」と楽しそうに見送ってくれる。

 

おじいちゃんがいなくなってから、こんなにも楽しそうなおばあちゃんを見たことがあっただろうか。

大好きだった旅行にも行けなくなり、何かと暗いニュースが連なる日々で、唯一近くにいてあげられた私は何をしていたんだろうか。

 

そう思わされるくらい、ジャニーズWESTに出逢ったおばあちゃんはとてもとても幸せそうなのだ。

 

どんなにボケが面白くなくても(コラ)、そのボケに笑うメンバーがいれば、おばあちゃんも涙を流して笑っていて。

子どもに対して真摯に、一生懸命向き合うメンバーを見れば、おばあちゃんも「じゃにうぇす、本当にスゴい。全員スゴい。」と尊敬していて。

顔を突き合わせて歌うメンバーを見れば(CDTV ライブ!ライブ!)、おばあちゃんも彼らの圧倒的歌声に聴き惚れては、楽しそうに歌う彼らの“姫”になっていて。

怪我をしてなおステージに立つ決意をしたメンバーを見れば(RIDE ON TIME)、おばあちゃんも号泣しながら「えへへ〜(笑)感動しちゃった(笑)」と感動していて。

 

おばあちゃんに、81年間酸いも甘いも色んなことを経験してきたひとりの女性に、外に出ることへのリスクに怯え家の中でつまらない毎日を過ごしていたひとりの人間に、ジャニーズWEST〝号泣するくらいの感動〟をくれた。

 

 

私にはあげられなかった、〝一輪の光〟を。

 

 

私を育ててくれた、私のだいすきな かわいいひと

悪いところもちょこちょこ出てきたね。自分のからだが思うように動かせなかったり、自分が言っていることがわからなくなってしまったり。

でも、そんな貴女は、これからもっともっと可愛くなっていく気がするの。

“じゃにうぇす”と過ごす、これから、で。

 

ふたりでお茶とお煎餅を机に置いてパパジャニを観ながら笑ったあの日も、「おかえり」と同時に抑えきれない興奮を共有してくれたあの時も、小瀧さんに感動して流していたおばあちゃんの貴重すぎるあの涙も、大切な思い出。

これからもそんな小さな思い出を重ねて、いつか振り返るその時に、笑っていられますように。

 

 

ジャニーズWEST

私たち家族に 色とりどりの思い出 と かけがえのない これから を、ありがとう。

 

 

2021.05.24

涙のあとには何とやら

 

 

11年前。

小学5年生だった私は、おとなに夢を笑われた。


まだガキだったけど、とにかく悔しかった。

まだガキだったから、うまく笑えなかった。

まだガキだったから、親に悔しさを素直にぶつけた。


誰かに受け止めてもらえる愛を知った。

“親”の偉大さを知った。

 

でもなんとなく、〝私はこれが好き!〟と躊躇なく言える私ではなくなった。

 

 

あれから11年。

私は社会人と言われる肩書きを得て、社会に出た。

あの時笑われた夢を追い続けながら、色んな経験をした。色んなものを見て、色んなものを味わって、色んなことを知った。

 

 

そんな私もまた、おとなに夢を笑われた。

 

 

もう大人だけど、やっぱりこの上なく悔しかった。

でももう大人だから、うまく笑って誤魔化した。

もう大人だから、しんどくて苦しくてツラかったけど、誰かに助けを乞うこともできなかった。ひとりで抱えた。我慢した。

 


苦しかった。

大好きなものを馬鹿にされて、笑われて、私が今まで10年以上追ってきた過去を否定されて、これから叶えたかった未来まで否定された気がした。

11年前のあの時より、ずっとずっと苦しかった。

 

 

世界が見えない。明日なんか、もっと見えない。

朝見た時は黄色や紫に彩られていたはずの花壇さえ、帰路についた私の 涙で滲んだ目の前の景色は、モノクロ映画の世界のようで。

 

家に帰って泥のようにベッドになだれ込み、どんなCDが入っているかも確認しないまま、コンポの再生ボタンを押した。

 

 

朝じゃなくても 決意をして

春じゃなくても また会いましょう

 

 

『春じゃなくても』。

5日前、フラゲ日に買ってすぐ聴いて、コンポに入れたままになっていた『rainboW』の1曲目。

 


大好きな曲だった。

大好きな人達の大好きな音楽に乗った、大好きな熱量。このCDを手に入れた時から、何度も何度も聴いた。

でもほんの数時間前の私の耳は、暫く詞(コトバ)を遮断していて。

音をただ聴き流していたら いつの間にか1番が終わっていた。

ちゃんと詞に耳を向けた頃、聞こえてきたのは。

 

知らず知らず僕らは 学んできたのさ

建前とか空気の読み方だとか

それはそれで必要 わかってるけど

 

傷つけられた時の上手な笑い方も、誰かに甘える弱さも、大人になるにつれ学んできた。

社会に生きる人間の必需品だと思ったから。それがなきゃ、生きられないと思ったから。


本音と建前を使い分けて、空気を読みながら上手く笑って我慢して生きていかなきゃいけない時もある。


わかってる。わかっちゃいるんだけど。

 

 

なんかもっと単純に笑ってたいよな

 

 

目から溢れた熱い何かが頬を伝った。

 

重岡くんの、弱々しいのに力強いあの言葉に、

重岡くんの、今にも泣きそうなのに それでいて力強く土に根を張り  眩しすぎる太陽に手を伸ばした 真っ赤に燃えたあの叫びに。

 


心が震えた。

涙が、止まらなかった。

 

 

だから朝じゃなくても 決意をして

春じゃなくても また会いましょう

嘘じゃないこと 大事にして

僕はいつでも ちゃんと僕でいよう

 

“今” が “いつ” かは関係なくて。

大切なのは〝今この瞬間〟で。

好きにも嫌いにもどちらでもないことにも、正直でいることが大切で。正直でいる自分が大切で。

いつでも どこでも 私 は 私 で。

 

好きなら好きと 言えますように

ズレてるなんて 誰が決めるんだろう

 

私が10年以上閉じ込めた「私はこれが好き!」の箱にかけた鍵を、淳太くんが 優しく こっそりと イタズラな笑顔で開けてくれた。

私の夢を笑ったおとなを、照史くんが 力強く一蹴してくれた。

 

明日のことは わからないけど

つまり未来は 可能性だらけ

 

私の未来が、照らされた。

もう生きたくないと思った明日が、希望なんてないと思った未来が、“可能性”という形で私の前に現れた。


ジャニーズWEST 7人の歌声が、そっと優しく ぎゅっと力強く 私の手を引いてくれた。

 

 

彼らの姿は見えないけれど、「ラララ ララララ」と 言葉のないメロディーを歌う彼らの声は、本当に本当に楽しそうで。

しんでいて。

 

 

僕はいつでも ちゃんと僕でいよう

 

 

ストリングスの余韻とともに長く伸びた重岡くんの歌声は、それはそれは優しくて 温かくて 春の朗らかな太陽のようで。そして同時に、彼の根強い覚悟のようで。

 

「私はいつでも ちゃんと私でいよう」

 

あの数秒のロングトーンで、そう思わせてくれた。

音が鳴り止むその瞬間まで、彼らは私を救ってくれた。

 

 

太陽はいつだって太陽だ。

いつどんな時だって花に光を、温度をくれる。あと1日雨が続いたら根腐れを起こしていたであろう花も、太陽の顔を見ればなんだか次第に元気になって、花を開かせる。

 

のあとにはが出る。

が出る時、空には必ず太陽が。

 

私にとって重岡くんは、ジャニーズWESTは、

“そういう存在” なんだ。

 

 

『Rainbow Chaser』というリード曲を掲げたこのアルバムは、彼らジャニーズWESTが7年かけて積み上げてきた音楽力の証明であり、彼らが応援歌を歌い続けてきた結果でもある。

 

 

バカにされたって 笑われたって 手を伸ばした

キミは Rainbow Chaser

もう 逃げ出したくて 泣き出したくて

 

馬鹿にされて笑われて、それでも諦めることなく10年以上同じ夢を追いかけてきた私は“夢想家”にカテゴライズされるのかもしれない。

叶いもしない夢をダラダラ追いかける、ダセェ奴なのかもしれない。


そんな自分だって間違ってないんだと言える自信はどこにもなかったし、11年前のあの日だって今日だって、逃げ出そうとした。何度だって泣きたくもなった。


でも。でも。

 

神山くんのシャウトに感じた、紛糾にも近い、葛藤や踠きの入り交じった 世間への抵抗 。

それはまるで、私の今の声をを投影した叫びのようで。

 

 

声にして言おう 好きは好きでいい

Oh We're The Rainbow Chaser

 


「好きなら好きと 言えますように」と願ってくれる彼らが、“好きは好きでいいんだ” と、“声にして言っていこう” と、そう言ってくれるから。


「夢想家? 俺らもやで。お揃いやな。(笑)」

と、肩を組んで笑ってくれたから。

 

〝私はこれが好き!〟を閉じ込めたパンドラの箱は、ジャニーズWESTという最強集団によって完全に開放された。

 

 

ひとりだけど、独りじゃなかった。

私のすぐそばに、ジャニーズWESTという集団が、『rainboW』というアルバムがあってくれて本当によかった。

 

 

 

 

「つまずきそうな時、涙で景色が滲む時。

 あなたのジャニーズWEST、出番です。」

 

 

 

 

 

 

私は、そんなジャニーズWESTのことが

大好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

2021.03.21

Walkin' In The “rainboW”

 

 

 

朝じゃなくても

決意をして

 

春じゃなくても

また会いましょう

 

 

 

再生ボタンを押した私の世界に、なないろの歌声だけが響いた。

 

 

ジャニーズWEST 7thアルバム『rainboW』。

- 7人が全力で奏でるメロディーは、笑顔を繋ぐ虹になる -

キャッチコピー通りのアルバム。ジャニーズWESTの 愛、希望、熱、涙、輝き、気合い、夢、そしてやっぱり 愛 がふんだんに、それはもうふんだんに詰め込まれたアルバム。

7人組の彼らが、7周年を迎える今出す、7枚目のメモリアルアルバム。

 

全曲を通して、

「この人たちが好きで、この人たちの音楽が大好きだ。」

胸を張ってそう公言できるアルバムだったから、とにかく私の 好き をしたためていこうと思う。全曲に対する 私の 好き を。

(曲により熱量は異なります。ご了承ください。。)

 

 

 

春じゃなくても

アルバムの1曲目って、「このアルバムは、俺らの今はこんなんです!!」って提示する役割がある。役割というか、もはや責任に近いものすらあるから、大体の場合1曲目にセレクトされるのはアルバムのリード曲だ。今回リードは『Rainbow Chaser』なのに、1曲目『春じゃなくても』なんだ…?と若干不思議に思っていた。

が、

“このアルバム”の1曲目を担えるのは“この曲”しかない。

 

全曲聴いた上で、どの曲よりも、リード曲『Rainbow Chaser』よりも ジャニーズWEST をそのまま写し出した、名刺に相応しい1曲だと思った。

 

正直、私はこの曲がいちばん好きです。(断言)

 

 

発売前、ラジオで解禁された部分だけでこれだけ大好きな一曲になっていたんだけど。

 

 

実際にCDを手にしてコンポに入れて、再生ボタンを押した1秒後。

 

7人のブレスが聴こえたあの瞬間。

7人の声しか鳴っていないあの空間。

 

再生して1秒で涙できる音楽ってあるんだ、と思った。

 

ラジオでの解禁ではイントロがカットされていたことに今さらながらふふっと笑ってしまう。こんな爆弾、発売前に解禁するわけないわな。

等身大で身ひとつで、こんなにも全力でぶつかってこられたらコッチはひとたまりもありませんよジャニーズWESTさん…

 

加えて。

 

2サビの「なんかもっと単純に笑ってたいよな」重岡くんソロ。

そのあとの、必死に太陽に手を伸ばしているかのような荒くて熱い、それでいてどこか繊細で優しい、重岡くんのフェイク。

ラスサビ後の全員での「つまり未来は可能性だらけ」。

そして最後の最後に重岡くんの多すぎる白い歯の輝きが目に浮かぶ、「僕はいつでも ちゃんと僕でいよう」。

 

ジャニーズWESTの魂が魂として目に見える歌割りだった。

 

特に重岡くんのフェイク、最高なんだよな。

私が重岡担だからっていうのもあるのかもしれないけど、繊細で透明感のある歌い方だってできるのに、あえて良い意味で乱雑で、触れたら火傷してしまいそうなほどの熱を帯びさせたそれに身震いした。そこにことばはないのに、想いがわかる。

あと全員での「つまり未来は可能性だらけ」のパワーったらない。圧倒されるって、このことを言うのか……

 

これまでもずっと誰かに寄り添い、誰かの背中を押し、誰かに光を射し続けてきたジャニーズWESTは 7周年を迎える今も、生きることを頑張る誰かを、誰かの生き方を、誰かの未来を肯定し続けていく。

「こんにちは。ジャニーズWESTです。」

そう言って手渡された名刺に、そんな覚悟と優しさを感じた。

 

 

これが、1曲目。

まだ、1曲目。

 

 

 

 

 

PUSH

1曲で4ヶ国語使い分けてるジャニーズWEST、なに…?

韓国語と中国語、妙に馴染んでるのにちゃんとアクセントになってて、かみじゅんに万歳三唱。

私がプロデューサーなら、こんなゴリゴリパーティーソングは神山大先生に振付をお願いしますね、絶対に。Evokeという正解を見てしまっているのでね、我々はね。。

 

「もっと、ちょうだいよ…」

幻聴???????

 

 

 

 

 

週刊うまくいく曜日

3曲目に選ばれたのはジャニーズWESTの最新シングル!2021年!一発目の!最強シングル!

シングルA面として聴いても、アルバム収録曲として聴いても、フェスでサンボマスターさんとコラボするジャニーズWESTの画を想像してしまう。

 

お仕事うまくいかなくて凹んで、ひとりで明日に不安を抱える夜。「寂しい夜に!叫べ Don't worry!!」って言ってくれるジャニーズWESTに、本当に何度も救われた。

私なんかの明日に、光をくれた。

明日からは素敵なことばかり起きるんだと、心から信じられた。

 

あ〜!超いい歌!!ありがとうサンボマスターさん!ありがとう!!

 

ラブアンドピース!!!!!!!!!!✌️

 

 

 

 

 

想イ、フワリ

春、桜が舞う季節に。

 

ラジオ解禁時の第一印象は、「行かないで、小瀧望…!!」だったんだけど(?)、フル尺で聴いたらやっぱり「行かないで、小瀧望……!!」だった…(???)

 

ストリングスとドラム、とてもとてもとても好き。

超王道アイドルソングを自軍が歌うとこんな風になるんだって感じ。

濵田崇裕さんの柔らか〜〜〜いフェイクに泣きました。誇らしくて。

「やってる…(泣)またやってるわはまちゃ………(泣)」

 

 

 

 

 

Big Dipper

MV(YouTube ver.)でさえ優勝してたので覚悟はしてたんですけど、MVフルで見た時の

「ラ、ラスボス………!!!」

は、多分見た人全員が叫んだ文言だと思う。

私はあの光景を目にして、文字通り“ぶっ倒れ”ました。

 

ダンスに詳しいわけではないけど、音のハメ方ハンパねぇよな…?音の拾い方もえげつねぇよな…?

 

この曲に目を醒させられるんですヨ。

濵田崇裕のダンスが好きだ。と。

歌うまに目を眩ませている場合ではないと。

 

そしてこの曲は【ジャニーズWESTのRAP担当】が光る。北斗七星と同じくらい光ってる。

 

こんな難しい曲を難なく歌いこなしてるジャニーズWEST、歌唱力がオバケすぎるだけでめちゃ怖なのに、こんなどストライクなフォーメーションダンスを当ててくれるな。

 

好きすぎて北斗七星を見る度にジャニーズWESTを思い出すオタクになっちまうだろうが…

 

 

 

 

 

革新論理

曲感、全人類好きじゃない?(クソデカ主語)

JazzyなジャニーズWEST、メンバーそれぞれのソロパートが刺さった。

特に、歌い出しの濵田さん。曲感に負けない色気を放ってて、濵田さんに歌い出し任せたの大正解だなと思った。

神山くんの「問いかぁ⤵けぇ⤵てく〜る〜」はもうニタニタが止まらなかったし、

流星さんの「きっとこの世の真理」はうまく言えないけど「真理」感が凄くて恐れおののいたよわたしゃ。

あとアウトロの流星さんね!?「はまかみのフェイクさらに磨きかかってんな〜…」としみじみしながら聴いてたら突然鈍器で頭殴られた。流星さんのがなり大好きな人間なので単純に嬉しかったし、流星さんのあとの小瀧さんとのコントラストがとてもとても美しかった… さすがツインタワー… ウチのビジュアル担当は音楽でも美しいんだからまったく……(頭抱)

 

ただひとつ、ただひとつ理解できないのが、制作陣が『DOKODA』と同じ、WESTにはお馴染みのMUTEKI DEAD SNAKEだということ………

これが…… これがMUTEKI DEAD SNAKEの本気か……… と……… 

今まで提供してくださったコミックソングたちもきっとビックリして目をひん剥いていると思います………

「同じ親から生まれたはずなのに…!お前…!何があったんだ……!?」と…… 『愛の奴隷』あたりは特に………(………)

 

 

 

 

 

TRICKSTER

オタクが好きな流星さん、居たよネ。

こういう勢いの曲でもメッセージ性があって。メチャメチャ ジャニーズWEST って感じがする。

 

「明けない夜はないよ ないよ ないよ」

「心配すんな 一心同体」

 

頼もしすぎるだろ。

 

 

 

 

 

DOKODA

話題の。噂の。問題の。『DOKODA』。

なんですかこのヘビメタソングは。

ヘビメタ史上最高にふざけた曲が爆誕してしまってないですか?大丈夫ですか?

制作陣、本当に『革新論理』作った方と同一人物ですか?

歌にはツッコミどころしかないけど、ちゃんとしたヘビメタなのどうにかしてくれ。温度差で3日は寝込む。

 

【7つの必需品リスト】

  • (^ワ^=) 「淳太」
  • (б∀б)    「リップクリーム」
  • (ノノ_☆) 「パチカ」
  • (´◇`)  「ご飯」
  • (`‐´)    「ゲーム機」
  • ('・ェ・`)   「ダンベル」
  • (θヮθ)   「肩」

 

パチカは「そ、そっか………!」だし、ダブルバイセップスは「お、おまえ……!!」だったし、「おかーん!俺のゲーム機どこー!?アレ!?あった…!」は「か、かわいい………!!」で済んだ(?)んだけど、

重岡くんにとっての必需品に「淳太」がセレクトされてる世界が怖すぎるし、2番の重岡くんに至っては“重岡くん”を解放しすぎていてこの曲が世に放たれたことに動揺を隠しきれない……

 

しげじゅんの歌(公式)じゃん………

コワ………………

 

 

 

 

 

We can!!

B.B.Bと聞いてはいたけど!本当にジャニーズWEST版B.B.Bだった!!

夢の国育ちなので!!喜んじゃった!!!

生音なの超嬉しい〜〜ネ!!!

 

私、普通に聞いたら王道ラブソングな曲も、ジャニーズWESTが歌うとジャニーズWESTから私たちファンへの激励歌に聴こえる魔法にかかっていて。

あ〜〜〜!!ついていきてぇ〜〜〜〜〜!!!

と叫んでしまう。

 

今まで個人的に夢の国育ちに刺さる曲は断トツで『Parade!!』だと思ってたんですけど、『We can!!』が1位タイに浮上してきました。

 

おじゅりんのフィールドです。

 

 

 

 

 

証拠

ジャニーズWESTの2020年。世界が虚無と化した2020年に現れた、一筋の光。

ジャニーズWESTにとっても、ジャニーズWESTを応援するファンにとっても、ジャニーズWESTを知らない人にとっても、この曲が届いた場所にはが射していた。

 

頑張って頑張って、一生懸命頑張って、もう頑張ることすら苦しくなった2020年。頑張り疲れた2020年。「頑張れ」って言われることさえしんどくなったその時、

完璧じゃ疲れるやろ!?長くて曲がりくねった道も、笑いながら泣きながら、忙しなく叫ぶ心と共に「らしく行こうぜ」!!!!!!!

テレビの中から聞こえた彼らの叫びは、きっと誰かの心を救っていたはず。

 

せっかくアルバムに収録されたのなら、今年もまた、世界のどこかでギュウギュウに張り詰めすぎて苦しんでいる誰かに届いてほしい。

 

「頑張っている証拠だよ」

 

 

 

 

 

Shadows

発売前情報が一切なかったから、Shadow“s” ってどういう事だろうって想像を膨らませてた。

まさか、こんな切なすぎる失恋ソングだとは。

 

日常に当たり前に君が居すぎて、至る所に君の影を感じてしまってるんだね。だから複数形なのね。

 

ジャニーズWESTさん、7周年を迎えても片想いか失恋かの2択しかない。(そんなことない)

 

そろそろ、幸せになってね……(泣)

 

 

 

 

 

グッ!!とあふたぬ〜ん

「ハハ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!(笑)かみちゃん!!!!!!!(笑)」って言いながら泣いた。100%で笑いながら100%で泣いたの、初めてな気がする。

ベース効かせたバンドサウンド。社会人の、主婦の、学生の午後を励ますにはもってこいのポップさ。

 

これ4日で作ったってマジ?

神山智洋って天才???

 

「「奥さん」って声をかけてくれるイケメンはテレビの中」ってジャニーズWESTに歌わせる神山くん、大好きな神山くんだ。

「さぁ笑っていこう 進んでいこう ひとりじゃないよ」ってジャニーズWESTに歌わせる神山くん、ジャニーズWESTというジャンルを確立させようとしてる神山くんだ。

 

27歳のお誕生日を迎えた神山くんへ。

どんなにしんどくても グッ!! と踏ん張って午後を乗り切れそうな曲を思いついてくれてありがとう。お誕生日おめでとう。プレゼントをあげたい側なのに、素敵すぎるプレゼントを受け取ってしまいました。宝物です。

rainboWフラゲ日のワタシより。

 

 

 

 

 

Paradise

miletさん、ありがとう。

この一言に尽きる。

 

 

ジャニーズWEST、全員帰国子女なんか?

発音良くてたまげた。おったまげた。

 

メンバーの誰かがギター演奏しだしたりなんかしちゃったらどうしよう…と震えながら生きる日々もうしんどいので、流星さんは演出プランを早急に私に提出してください。

 

 

 

 

 

Rainbow Chaser

 

デビューする時もしてからも向かい風受けまくって、それでも高み目指して夢追いかけて、誰に何言われてもメンバーとテッペン見据えて走り続けてるジャニーズWESTだから、響かせられる歌がある。

 

7人が全力で奏でるメロディーは、笑顔を繋ぐ虹になる

 

壮大なピアノとストリングスに乗った7人の全力メロディーは、私の空に大きな大きな虹を架けた。

 

ジャニーズWESTという 虹 を、これからも追い続けたい。

どんな夢だって夢を追うことは間違ったことじゃないと 力強く肩を組んでくれる、ジャニーズWESTというかけがえのない を。

 

 

 

 

 

サラリーマンの父さん

音が鳴り始めた瞬間の、あの衝撃が忘れられない。

『春じゃなくても』以上の衝撃。

 

好きな音楽だった。好きな詞だった。好きすぎる人だった。好きすぎる家族だった。

 

私が好きになった重岡大毅という人物は、どうしてこんなにも素敵な男なのか。

答えを見た。答えを知った。

 

神山くんがあんなにも『サラリーマンの父さん』をゴリ押しする理由も。

やっとわかった。

 

笑顔とため息が 

混じり出した近頃の誕生日

へこんだ缶コーヒーも空のまんましゃんとしなくちゃ

 

責任の肌触りを
繰り返す日々の意味を
何より誰かの為に生きる
難しさを

 

赤いちゃんちゃんこ着せられ照れて笑う
あなたの背中思い出す
世界一だなんてことない 金持ちって程でも無いけど
スーパーマンも勝てない サラリーマンの父さん
赤ん坊の僕を抱きしめた
いつかの背中思ってる
あなたの覚悟がこの僕だから
泣かない 負けない サラリーマンの父さん

 

あなたと僕が
重なり出したこの頃の日曜日
鳴らない目覚ましと 置いたまんま枕元のメガネ

 

あの日ブチ切れられた僕を
下手くそ風の吹き回しで
赤と青のグローブ キャッチボール
楽しかったなぁ

 

タイガースが負けてボヤいてたリビング
街頭照らす パジャマタバコの影
ボロボロになったガラケー
何だって知ってる
母さん怒らせる天才だよな 父さん

 

鼻で笑う もう歳だと
助手席 ぬるい風のエアコン
生まれて死ぬまで 僕はあなたの息子だからな

 

赤いちゃんちゃんこ着せられ照れて笑う
あなたの背中追いかける
何年何十年 会社に向かう
幸せ背負った サラリーマンの父さん
親孝行って何ができるだろう
俺もゴルフ始めようかな
照れ笑いも似てきた 誇らしく思うよ
あなたの人生 サラリーマンの父さん
憧れの父さん 僕だけの父さん

 

重岡くんが紡ぐ詞はズルい。

直球で、ぼやかすところが1mmもない。

だから重岡くんが誰かに向けて作った曲はいつだって愛が剥き出しで、矢印の矛先は私じゃないのに、こんなにも上手に愛を伝えられる重岡くんが素敵で素敵で、素敵すぎて、涙が出る。

 

それが5分。

重岡くんの声だけで、重岡くんの愛だけが5分。

 

思い出した背中を追いかけ始めた重岡くん。

お父さんのそばにはいつだってお母さんがいる重岡くん。

家を買う、とか、車買う、とかそんなんじゃなくて、「ゴルフ始めようかな」な重岡くん。

私たちがよく知る重岡くんの照れ笑い。

重岡くんの、重岡くんだけのお父さん。

 

私が好きな人はこんな素敵な愛の中で育ったんだ。

 

〝赤〟。

あなたのメンバーカラーが赤なのは偶然かな。それとも、必然かな。

 

『サラリーマンの父さん』を作った、

 アイドルのしげちゃん。

 

 

あなたの愛を、愛してるぜ。

 

 

 

 

 

「かなさんどー」

照史くんって、世間的にジャニーズWESTのなかでいちばん陽のイメージがついた人だと思うの。実際 湘南乃風とか好きだし、作詞作曲したって聞いた時からノリのいいキャッチーな曲が来るんだろうと踏んでいた私、鳥肌立った。

照史くんのなかにはこんなにも穏やかであったかい音楽が鳴ってるんだな〜って。

男らしく、熱い。そんな表立った部分ももちろん照史くんの魅力ではあるけれど、内側にあるこの穏やかさやあたたかさは、ファンじゃなきゃ気づけない一面なんだろうなって。

 

沖縄の空港とかで流れててほしい気持ち、今ならわかるよ流星さん。

 

 

 

 

 

“Pinocchio”

面白かった!!マジで!!!

元にした小説、いつかどこかで見せてください!!!

 

 

 

 

 

KNOCK OUT

「神山くんだーーーッ!!🔥」って叫んだ。「ノクモンさんのアレンジ、ガチだーーーッ!!🔥」とも叫んだ。

イントロの「Hey! KNOCK OUT!」をエコーかけて左右に音振ってるとことか、ハモとか、ギターの遊び方とか、スゴすぎて笑っちゃった。

神山くんのメチャ強メッセージと韻の踏み方も本気だったな。「神山くん、アンタどこまで出来んの…?」って思っちゃったな。

 

神山くんの音楽とKNOCK OUT MONKEYさんの音楽を両方味わえちゃうんだから贅沢な3:42だよ本当に。本当に…!!

 

 

 

 

 

FLOWER OF ROMANCE

ラテンって言うのかな?この曲感。すっっっごく流星さんに合ってる。さすがLEOさん…としか言いようがない。

流星さんの色気と、スター感というかゴージャスさというかがありながら、なぜか儚さを感じる流星さんの不思議な魅力にドンピシャな音楽。

rainboW収録曲のどの曲よりも壮大な生音なんじゃないか…?

 

家族であり、プロのアーティスト同士だからこそ生まれた1曲。

1曲で終わってほしくないなぁ〜

 

 

 

 

 

やさしいひと

シンプルに濵田さんのお歌が大好きで大好きで大好きなので、4分50秒も濵田さんの世界観を濵田さんの声で感じられるだけで幸せだと思ってた。

それなのに、想像していたよりも遥かに「はまちゃんの歌」で。

重岡くんの『サラリーマンの父さん』を聴いた時と同様、濵田さんがこんなにも優しい理由を、こんなにも可愛らしい理由を、ここに見た。

 

歌い方も考え方もおばあちゃんへの愛も、何もかもどこまでもやさしくて、かわいくて、やさしくて。

そんな濵田さんを、「はまちゃん」を、愛したいと思った。

「できるまでは この笑顔絶やさないように」

はまちゃんの笑顔を、守りたいと思った。

 

「あげたもののお礼はいらない」

いつの日か 届くといいね、はまちゃん。

 

 

 

 

 

BUSY

6年温められた小瀧望のソロ曲は、18歳の小瀧望では背伸び感が否めなかったであろう箇所まで、余すとこなく“小瀧望”で見事に表現しきっていた。

表現しきられたが故に、私たちオタクは頭を抱えてしまうわけなんですケド……(ため息)

 

最年少のアイツ、恐ろしすぎるだろ!!!(泣)

 

 

 

 

 

とまぁこんな感じで『rainboW』という虹の結晶を手に入れたわけなんですけれども。

 

 

 

 

 

特典映像として収録されていた

「Rainbow Chaser」short movie。

あの7人はセンバさんに虹を見せるタイミングとして、どうして 真夜中 を選んだのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“あの” 7人が魅せる 虹 は

闇夜にだって、

色鮮やかに  力強く  輝いているから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021.03.19

世界よ、これがジャニーズWESTの音楽だ。

 

 

ジャニーズWEST 15th シングル

『週刊うまくいく曜日』

 

  


ジャニーズWEST - 週刊うまくいく曜日 [Official Music Video (YouTube Ver.)]

 

 

 

2021年一発目のジャニーズWESTは、またまたとんでもねぇもんを魅せてくれた。

 

 

 

2021年一発目のシングルはもちろん特典映像も豪華なのだけれど、それよりもっと、もっともっと素敵なジャニーズWESTの音楽について、たくさんの人に、よりたくさんの人に知ってほしい。

CDを聴くや否やそんな思いに駆られて、ブログを書き始めた。

とは言え私は音楽のプロでもなんでもないし、「ジャニーズWESTのファンの中にはこんな解釈をする奴もいるんだなぁ〜」ぐらいに読んでいただけると嬉しい。

 

 

 

1.『週刊うまくいく曜日』

 

サンボマスター 山口隆氏提供。

桐山照史主演ドラマタイアップ

2021年、ジャニーズWESTのはじめの一歩は、そんな最高のご縁と勢いを身に纏ったシングルとなった。

 

YouTubeにMV(YouTube ver.)が公開された。配信ライブ『W trouble』にてバンドを背負った彼らがパフォーマンスを魅せてくれた。Mステ、年越しCDTVジャニーズカウントダウン完全版にて、テレビサイズでありながら120%の元気を全国に届けてくれた。

CD発売前から、ジャニーズWESTの『週刊うまくいく曜日』が“最高”であることは分かっていた。

 

キャッチーなメロディーでありながら、さすがはサンボマスターさん提供曲。しっかりとしたバンドサウンド

CDのクレジットを見て、ちゃんとバンドさんのレコーディングがあったことに嬉しくなっちゃったなぁ〜。これからもこの状況が当たり前になっていくといいなぁ〜…。(個人的願望)

 

音楽を愛している彼らだから、ただでさえ熱い彼らの歌声がバンドサウンドに乗せられてさらに熱を帯び、聴き手の心をグッと掴む。

CDを聴く前に何度かパフォーマンスを見たせいかもしれないけれど、音源を聴くだけで良い顔をしている彼らが、楽しそうに歌う彼らの顔が浮かび上がってきてしまうから最高だ。

 

発売前からパフォーマンスのお約束になっていた、「ワンツーさんし!!」。

音源通りの、歌詞通りのパフォーマンスだと信じて疑わなかったというか、疑う余地もなかったのだけれど。

歌詞カードのどこを見ても音源を何度聴いてもどこにも現れない「ワンツーさんし!!」

 

あれが、アドリブ…?

 

どこかのタイミングで「なぁここでこうしようや!」な7人がいたということ…?それともリハか楽屋かで誰かが生んだ「ワンツーさんし!」に「なんやそれ!笑」と言いながらも全員がモノにしていったパターン…?

どちらにしても、『週刊うまくいく曜日』という1曲が持つパワーにそんな幸せいっぱいのアドリブを引き出されたわけだから、『週刊うまくいく曜日』× ジャニーズWEST の親和性はこの上ない。

 

初日売上165,831枚でオリコンデイリー1位。

 

伸び悩む数字に何度も折れそうになった過去の彼らが、苦しみもがきながらも1日1日を精一杯闘ってきたから初日16.5万枚超の今がある。

 

「過去も未来も報われる毎日を」

 

そんな彼らだから、届けられる歌がある。 

 

 

 

2.『カメレオン』初回盤A収録

 

作詞 栗原暁(Jazzin' park)作曲 栗原暁・久保田慎吾(Jazzin' park)編曲 久保田慎吾

信頼しかない布陣による新境地。YouTubeに公開されたリリックビデオに度肝を抜かれたのは言うまでもない。

 


ジャニーズWEST - カメレオン [Official Lyric Video]

 

A面の『週刊うまくいく曜日』とは打って変わって、闇を抱いた歌詞と、テクノサウンド

「嫌い」「息ができない」「映せない」「消えやしない」「期待なんてしない」「あるわけない」「見えない」「覚悟できない」「見当たらない」「生きてけない」

こんなにも否定語が出現していながら、ただの嘆きではなく、幸を求めた希望の歌に聴こえるのは、歌い手が ジャニーズWESTだから” なのだろうか。

 

個人的に好きなのはサビの対照。

 

誰かのように生きろと言われても

息ができない できない

ため息で曇った鏡なんて

本当の姿(ジブン)映せない

 

ただ泣くのを我慢してばかりじゃ

涙枯れちゃう 枯れちゃう

広げすぎた傷口隠しても

痛みなど 消えやしない

見せかけじゃ もう 生きてけないや

 

1番では重岡くんと照史くん、2番では淳太くんと小瀧さんが担ったこのサビは、1番と2番で全く同じ歌詞。ラスサビも前半は違えど、後半はまったく同じ文言だ。

それなのに、1サビと2サビ、ラスサビでは全く違うことを歌っているように聴こえた。

 

息が詰まる闇の中の自分が、必死になって喉から手を伸ばして色を求めている1サビ。

闇の中にいる誰かに、色の世界からやさしく手を差し伸べている2サビ。

そしてそんな両者が手を取り合ったかのような、7人による力強いラスサビ。

 

歌う人、歌い方が違うだけでこんなにもメッセージの感じ方が変わってくるのか。7人が揃った時、こんなにもエネルギー量が高まるものなのか。

グループの強みを感じる、面白い発見だった。

 

2A'のばどはなんですか…?カメレオン過ぎませんかなんですか…?(震)

 

 

 

 

3.『4年7ヶ月』初回盤A収録

 

恐悦至極のどバラード。どバラードなのに、ラップが 最ッ高に イイ…!!

 

そしてこの曲は、やってる。

濵田崇裕 がやってる。

 

ど頭フェイク、そして結びが濵田さんである点から、もう濵田さんの歌と言っても過言ではないだろう。(過言)

冗談はさておき、頭のフェイクも曲中の高音も結びの「You're my everything」も任された濵田さん、歌うまキャラが板につきまくっている。歌が上手いことは知っていたはずなのに、英語の発音の良さも相まってさらに磨きがかかっていて聴く度に鳥肌が止まらず……

 

ゆったりと彼らの歌声の隣を流れるアコギの優しい音色は、私に濵田さんの演奏で、暖色の照明の中で、足下にスモークたいてこの曲を歌う7人の姿を想像させた。SMAPさんの『夜空ノムコウ』暖色ver. のような、そんな想像を。

 

あと個人的にサビ頭の重岡くんが刺さった。もう、刺さった

 

甘いラブソングかと思ったらまさかの、まさかすぎる切ない展開。そんな切なささえ似合ってしまうからジャニーズWESTってやつは……(初めて聴いた時、『乗り越しラブストーリー』がフラッシュバックしたことは黙っておこうと思う。)

 

4年7ヶ月後に、アンサーソング、待ってます。(真剣)

 

 

 

 

4.『おい仕事ッ!』初回盤B収録

 

作詞作曲は我らがセンター重岡大毅

発売前からメンバーも大絶賛の重岡節炸裂と噂の1曲は、重岡大毅の内に秘めた才能に震えるほどだった。

 

 

まず、『週刊うまくいく曜日』のc/wに、曜日を掛けたこの1曲を持ってきた点。

「毎曜日うまくいくって!」とうたうA面ほどど直球な応援ソングではない。けれど、土日祝日関係ないしほんま嫌んなるよな!?月火水木金ぶっ飛ばしたくなるよな!?わかるわかる!!お疲れ様!ほんまにお疲れ様!俺たち!!」という重岡くんの声が聞こえてくるような、重岡くんに肩を組まれているような、そんな応援歌。“応援ソング”と言うより“応援歌”と言うにふさわしい応援歌

「毎曜日うまくいくって!」と「毎曜日しんどいよなぁ!?」では真逆なのに、最後はどちらも「頑張ろうな!!」に帰結する。

色濃いコントラストのようでありながら、実はA面と同じテーマで、同じようにバンドサウンドで作った楽曲をc/wに持ってきたという事実が、重岡大毅という男の 秘められた才能を輝かせていた。

 

 

 次に、曲を“そっち”と掛けている点。

「バナナうんち」のインパクトが強過ぎて、はじめは「コイツまたヤベェトンチキ曲作ったな(笑)」となってしまったが、それは単なる伏線に過ぎなかった。

バナナうんち 健康に生きてたいだけ」「適当こいて のカッパ」「ブーブーたれて ごめんくっさい 華麗にスカしてブー」「華麗にスカして チョイチョイふんばって 水に流してフ〜

適当こいて屁もこいて、愚痴をブーブーたれては「ごめんください」、屁をブーブーしては「ごめんくっさい(臭い)」、自身も屁も華麗にスカして、仕事してる自分もうんちしてる自分もふんばって、嫌なこととうんちは水に流してスッキリしような!!

 

…やっぱすげぇ。すげぇよ重岡大毅

 

「嫌なことは水に流したろうぜ!?」から、うんち、おならで伏線張って最後水に流すアイドルがどこにいるんですか…?「休みくれ!!」というメッセージをトイレで完結させてしまうアイドルが、いったいどこにいるっていうんですか…?そもそもアイドルってハッキリ「バナナうんち」とか言っていいんですか…?

『do you know, girl??』を作った人だから納得はできるけれど、やっぱりこの人の振り幅は半端じゃない。お仕事に対する不満や頑張りをトイレに関するワードとダブルミーニングかましてくるなんて、アイドル制作曲だとは微塵も思えないような言葉を紡いでシングルのc/wに収録されてしまうまでのセンスは、流石としか言いようがない。

 

最高だよ。誇らしすぎるよ…。

 

 

そして最後に、メンバーに対する絶対的信頼

コイツらになら何でも投げられる。コイツらとなら何でもできる。コイツらなら、乗っかってくれる。

この曲がアルバムではなく、この大事なシングルのc/wに収録されカタチになり私たちの手元にあるということは、きっとそういうことだと思う。

し、現に歌割りにそれが表れている気がする。いや、気がするというか、いちいち

「バナナうんち」というパワーワードを自身で背負うのではなく濵田さんに託しているところや、「華麗にスカしてブー」を神山くんに任せているところ、カットかかってからマイク外すまでの速さが光と同等と噂の(?)照史くんに「速攻で帰りたいだけ」をあてているところ、etc.....

いちいち、あぁ重岡くんは本当にメンバーを信じていて、メンバーが大好きなんだなぁと、本当にいちいちつくづく思い知らされた。

なんとなく、なんの根拠もないけどなんとなく、「目指すは大往生!」を淳太くんにあてたのは重岡くんのなかで結構なこだわりだったりするんじゃないかなって思ってます。特に根拠はありません。根拠はないけど自信はあります。なんとなくですけど。(なんやねん)

 

さらにこれは蛇足ですが、サウンド感から、重岡くんの 俺らもバンド背負ったる…!という熱い闘志を感じました。そんなライブの画も見えました。見えてしまいました。

 

泣きました。

 

 

 

5.『Candy Shop』初回盤B収録

 

シンプルに、おエロい

 

1枚のシングルでどれだけの振り幅見せつけてくんねんアンタら……

 

ラジオで初解禁された時も言ったけど、初めて出会う重岡くんがいる。食われそう。

コワイ

こういう系統の曲は安定に淳太くんと濵田さんの危険領域。

コワイ

神山くん、これ以上ないくらいに歌い方がねちっこい。ねちっっっこい。粘着力がえげつない。

コワイ

兎にも角にも、未来のライブパフォ。

コワイ

 

朝聴くと、何となくイケナイことをしている気分になるのでオススメしません。

 

最後にもう一度だけ言っておきます。

ねちっこいです。神山くん。

 

 

 

 

6.『銀河系』通常盤収録

 

湘南乃風 若旦那 こと 新羅慎二さん提供。

SHOCK EYE提供の『覚悟しろよSummer』でジャニーズWEST湘南乃風の親和性の高さは立証されているし、個人的に湘南乃風のファンでもあるため、発売前からかなり楽しみな1曲だった。

 

実際に聴いてみると、そこには想像を絶する銀河が広がっていた。

 

Sky is the limit!!  HAHA!!

限界なんかねぇよ!!

リアル スペシャル エンターテイナー ジャニーズWEST!!

Sing!!

 

ど頭の照史くんの台詞。全ては聞き取ることができなかったが、頭から大爆発しているジャニーズWESTと若旦那の最高すぎる化学反応は、音が鳴り止むその瞬間まで続いた。

 

一文字一文字を一音一音に重く置く若旦那のメロディーに乗った  いつも通りポップでありながら いつもより重心を低くしたジャニーズWESTの歌声が、メッセージ性の強い若旦那のひとつひとつの詞を  聴き手の胸にグサグサと突き刺してくる。

 

そして、ドンピシャという他ないハマりまくった歌割りがまた、余計に詞を胸に響かせているひとつの要因なのだろう。

歌い出しが照史くんなのも、流星くんが「君が隣で輝いてるから僕は今日もまばたけると歌っているのも、そんな流星くんに小瀧さんが上ハモしているのも、「光続けろ名もなき STARよ」「何億光年の明日へ START」が重岡くんなのも重岡くんのあの勢いのある歌い方も、あまりにも解釈の一致が過ぎる。

 

なんと言ってもやはり、この曲の激ヤバポイントは間奏終わりからの盛り上がり。

 

永遠に続け 永遠へと続け

友よ今声合わせ 星空へ想いを募らせ

 

7人の声が揃った時のこの無敵感というか、アベンジャーズが揃ったかのような絶対的安心感とエネルギーは凄まじい。

そんな7人の声に、永遠を歌われてしまったらもう、もう、耐えられるはずがない。

「友よ今声合わせ」の“友”は、私たち以前にメンバーであってほしい。いや、当然のようにメンバーなのだろう。

永遠に続け。永遠へと続けよ、チームジャニーズWEST…!!!(重)

 

そして、パッと音が止んだかと思えば、遠く響く、7人の歌声。

 

未来もみんな一人じゃない

光続けろ名もなき STARよ

 

映像を観るでもなく、ライブでもなく、ただCD音源を聴いただけで涙が溢れてしまったのは初めてかもしれない。

彼らのアカペラの声に、言葉に、パワーに、胸の奥の方からぶわっと込み上げるそれを抑えることができなかった。

何度聴いても、この場面で目頭が熱くなってしまう。ライブを、ドームでの大合唱を想像して、泣いてしまう。

音が止んだ会場に、マイクを天高く突き上げて5万人と大合唱している7人の画がパッと浮かんで、泣いてしまう。

 

孤独なジョバンニが カンパネラと出会った

君と僕のように 銀河へと旅立った

 

ジョバンニのジャニーズWESTと、カンパネラのジャス民の世界観。

制作陣がそう言っていたと照史くんは教えてくれたけれど、私に言わせればジョバンニが私(たち)で、カンパネラこそがジャニーズWESTだ。

どんなに孤独でもどんなに負けそうでも、私を見捨てずに肯定してくれるのはジャニーズWESTで、夢を諦めないことの大切さや夢を追うことの素晴らしさ、“幸せとは何か” を教えてくれたのも、ジャニーズWESTだから。

 

夢を配る人に 会ったような気がした

 

どんな経緯で何があって若旦那が曲提供してくれるに至ったかは分からないけれど、好きと好きの掛け算で本当に素敵な、大好きな曲に出逢ってしまった。

 

 

夢を配ってくれたあなた達に、

私にとっての無限空間に、広大な銀河に。

 

 

光続けろ名もなき STARよ

 

 

 

 

 

7.『Change your mind!』通常盤収録

 

タナカヒロキ氏(LEGO BIG MORL)、阪井一生氏(flumpool)提供。

『銀河系』の次曲にこの1曲をぶち込んだ制作陣に、大きな拍手を送りたい。

 

ラジオで1番が解禁された時から最高が約束されていたが、フル尺を聴いて震え上がった。

 

flumpoolさんらしい壮大なストリングスに加え、これまでも大変お世話になってきた生田真心さんの編曲が世界の変化を物語っていた。

2番終わりまでほぼ登場してこなかった機械音が曲終盤から登場する。それはまるで時代が進み技術が発展したこの世界の変化を表すようで、ジャニーズWESTが世界を変える〟という一見大きすぎる主題を、音楽の中で実現したのだ。

 

そして、今を生きる全人類への壮大なラブソングと言っても過言ではない詞たちは、なんともジャニーズWESTらしい、“ジャニーズWEST” というカテゴリーに分類されるべき1曲を生んでくれたような気がする。

 

自分たちの歌で世界を変えたくて、でも簡単ではないこともわかっていて、ただ気持ちが沈んでいるあなたの明日を少し明るくすることぐらいはできる!と断言してくれるあたり。

周囲の無責任な言葉に苦しんでいるかもしれないけど、僕たちが、僕たちの歌声が隣にあることを薬にしたら、今日も明日もあなたあなたとして生きていられるでしょ?と寄り添ってくれるあたり。

「ずっとなんてない わかってるけど」現実を知りながら、知っていながら「ずっと」を信じ続け、わたしにも「ずっと」を信じさせてしまうあたり。

 

先ほども言ったように、「永遠に続け 永遠へと続け」と歌っていた『銀河系』の次曲に「ずっとなんてない わかってるけど」と歌うことで、彼らの歌は夢見る少年の歌ではなく、酸いも甘いも知った上で、99%の不可能を知った上で、それでもまだ1%の可能性を信じる男たちの歌であることの証明になる。

 

まさに、 ジャニーズWEST の音楽だ。

 

 

 

 

8.『WA! WA! ワンダフル!!』通常盤収録

 

ジャニーズWEST 地上波レギュラー『パパジャニWEST』のテーマソング。

サビしか知らなかった1曲は、想像以上に深く、大人で、素敵な1曲だった。

 

おそらくこれを聴いた全員が好きであろう濵田さんの「笑顔WA!(?)」。あれはオーダーがあっての歌い方だったのだろうか。

いや、オーダーなしにあの歌い方をするわけがないのだけれど、配信ライブ『W trouble』の何公演目かの『to you』で「お前の夢、笑わへんよ!」いうアドリブを魅せた濵田さんが過ぎってしまった。

アドリブかと思わせるほど気持ちが素直に音に乗る、音に乗せられるジャニーズWEST

素敵だな。

 

早くライブで、「(WA!)」の部分を担いたいなぁ〜。ペンラ突き出して「WA!」って叫びたいなぁ〜。

 

早くライブ行きたいなぁ……………。

 

 

 

 

 

 

通常盤のc/wは、3曲通じてテーマが一貫していた。

 

   〝ひとりじゃない〟

 

このあたたかなテーマが まったくジャンルの異なる3曲に共通し、そのどれもに “ジャニーズWESTらしさ” を感じた。ジャニーズWESTの音楽だと、ジャニーズWESTの作品だと思った。

今までも楽曲を通して幾度となく誰かの背中を押し、誰かと肩を組み、誰かの涙を拭ってきたジャニーズWEST

ジャニーズWESTというアイドルグループは、老若男女問わず、全人類への愛を歌っているグループだ。

今までも今も、これからも。

いつか神山くんが言っていたジャニーズWESTというジャンルを作ってやりたい。」という夢は、日本の端っこで、少なくとも私の中で叶っている。

この確立されたジャンルが日本中へ、世界中へ虹を架けるその日まで…。

 

 

 

3曲で全く異なる色彩を放った初回盤A。

3曲でジャニーズWESTのケイパビリティを魅せつけた初回盤B。

4曲で一貫して圧倒的なジャニーズWESTらしさをぶつけた通常盤。

 

『週刊うまくいく曜日』。

 

たとえ豪華すぎる特典映像がなかったとしても、3形態を通して、音楽だけで聴き手側が生きていることを実感できる、生きることを頑張ろうと思える、ジャニーズWEST 15枚目シングル。

 

たくさん泣いてきた彼らだから届けられる歌がある。

仲間の大切さを痛いほど知っている彼らだから、仲間と共に夢を追いかけ続けている彼らだから、響かせられる歌がある。

 

 

 

あなたの過去も未来も報われる毎日に、ジャニーズWESTの音楽を そっと忍ばせてみませんか。

 

 

 

 

ジャニーズWEST/週刊うまくいく曜日 [CD+DVD]<初回盤A>

ジャニーズWEST/週刊うまくいく曜日 [CD+DVD]<初回盤B>

ジャニーズWEST/週刊うまくいく曜日<通常盤/初回限定仕様>

 

 

 

 

ラブ & ピース!

 

 

 

 

2021.01.15

I'M A HUMAN BEING

 

 

 

2020年10月30日 13時から15時45分。

 

とんでもない2時間45分だった。

 

 

舞台『エレファント・マン』を観た。

観るに至ったのは、もちろん主演が小瀧望だったからにほかならない。

 

しかし。

 

自分が想像していたよりも、遥かにとんでもない2時間45分だった。

 

 

12月5日18時からの配信が終わった今、つらつらと私見を述べていこうと思う。

エレファント・マン』という刹那かつ永遠の作品について。

 

 

小瀧さんがエレファントマンを演じられるというお話を聞いてすぐ、エレファントマンの映画を観た。

映画を観ながら、このジョン・メリックという人物とあの小瀧望の間のギャップに戸惑い、同時にとても楽しみを募らせていた。

一目で女性の心を鷲掴みにしてしまうほどの圧倒的ルックスを誇る小瀧望が、気味悪がられ笑いものにされ、人間として認めてもらうことさえままならない奇形人間ジョン・メリックを演じる。

 

程遠い。

 

だからこそ、楽しみだった。

 

FC応募が外れ、2時間電話かけまくった一般も繋がったと思ったら販売終了で、Twitter覗いたらまさかのネットなら簡単に買えたオチだった時は鬱になりかけたほどに、楽しみだった。(おもっ)

 

 

特殊メイクを一切しない分相当キツい体勢をキープしていること、体にも内臓にも負担が大きいため その負担を軽減すべくお酒を控えていること、当時のイギリスの時代背景等まで勉強されていること。

エレファント・マンの幕が上がる前に各誌インタビューで小瀧望に語られていたそれらのおかげで、どこまで世界観を作り込んでいることは事前にわかっていた、

 

はずだった。

 

私は見くびっていたのかもしれない。小瀧望の本気を。エレファント・マン カンパニーを。まったく、私はどこまで失礼な客なのだろう。

 

 

 

ジョン・メリックがいた。

映画で観た ジョン・メリック が。

 

 

 

メリックが初めて登場するトリーブスによる講義のシーン。スクリーンには実際のメリックの写真が投影されていた。

いたって普通の青年の身体が、トリーブスの説明どおりにゆっくり、ゆっくりゆがんでいく。頭が傾き口が歪み、腕を上げては指が丸まり、脚は折れ腰が曲がる。

そこに現れた男は、つい先ほどまで同じ場所にいたはずの青年とはまるで別人だった。

 

歪みきった唇。引きずることしかできない左足。自由の効かない腕。

そして何より、重たさを感じさせる頭の傾き。喉元にも何かしらの症状があることを感じさせる声の高さ声の張り方。口元の歪み・緩みを感じさせる唾液を啜る音。呼吸器の異常を感じさせる呻き声

特殊メイクがないにもかかわらずメリックのどこにどんな奇形が生じているかがわかるものだった。

 

トリーブスの「さあ。」を合図に舞台上を一周歩くメリック。

メリックの足を引きずる音や微かな呼吸音、唸り声が無音の場内に静かに響いた。

 

視覚的に、〝小瀧望〟 が 〝ジョン・メリック〟 になった瞬間だった。

 

 

目に見えるメリックは映画で見た あのメリック だったが、人間性や人間関係、ストーリーは完全に映画と一致していたわけではない。

 

知るようで知らない、新しいエレファント・マンの世界は、私に人間として在るべき姿をより明瞭にしたように思う。

 

 

 

メリックは、他人に優しい。

 

芸が上手くできず男に怒鳴られ涙する女の子たちにも、警官が自分に罵声と拳を浴びせる姿に涙する女の子たちにも。

 

泣かないで。痛くないよ。

 

殴られているのに、絶対に痛いのに、自分の痛みよりもまず先に彼女達を心配させまいと声をかけるメリック。

そんな彼に警官はこんな醜悪な下等動物!と罵声を浴びせた。

警官とは、一体誰を何から守る職業なのだろう。

 

本当に醜悪なのは 誰だろう。

 

 

「外見でたじろぐことなどございません。」と断言したミス・サンドイッチが自分の外見に怯え飛び出していった時でさえ

 

お昼ごはん、今回は助かったね。

 

なんて言える彼を同じ“人間”として認識していた人物は、(この時はまだ)トリーヴスとハウ主教しかいなかった。

どうしてこんなにも深い優しさの持ち主が同じ“人間”として認められないのか。怯えられなければならないのか。

 

私の胸が悲鳴をあげた。

 

 

 

メリックは素直でいて、慈悲をよく知っている。

 

病院では「メリックの部屋を覗いてはいけない」という規律のもとに、理事長先生がメリックの部屋を覗いた従業員をひとり解雇した。

 

規律を守るのは自分の為、だから 幸せになれる。

 

規律を守らなかった人を処した理事長先生は慈悲深い。その証拠に今メリックが守られているとトリーブスは話すが、メリックはそのことを認めることができなかった。

なぜなら、彼には「(綺麗になることのない)床をピカピカに磨け。(綺麗になることのない)鍋を磨け。」という理不尽な規律のせいで、太鼓のように叩かれた過去があるから。

メリックが今理事長のしたことを慈悲深いと認めてしまえば、救貧院で自分を太鼓のように叩いた人をも“慈悲深い”と言わなければならない。

 

慈悲深いことがこんなに残酷なら、じゃあ正義のためにはどんなことをするんです?

 

“誰かの職を奪うことが慈悲深いと言うのなら、正義のためなら人を殺すのか” とでも言いたげなメリックのその疑問に、トリーブスはそうは言っても。それが 世の中なんだよ。と答える他なかった。

 

 

もしも私がトリーブスだったなら、彼に何を言えただろう。

「たしかにその通りだ」と言って理事長のしたことを否定した?「ならば規律を変えよう」とメリックを守る方法を変えた?それ以外の方法でメリックを守る方法はあった…?

 

それが世の中だ」。

 

そう言う他ないのかもしれない。そして私もまた、

 

ゴオン、ゴオン。ゴオン、ゴオン。ゴオン、ゴオン。

 

と嫌なものを思い出させて、守るべき彼を苦しめてしまうのかもしれない。

 

メリックは、メリックなら、どんな答えを導き出しただろう。

 

 

 

こうしてメリックはトリーヴスの規律を守りながらも、少しずつ、トリーヴスの、世の矛盾を指摘していくようになる。

 

両手を使って作ってくれればよかったのに。

 

その指摘は創造主にまで及んだ。

 

 

 

メリックを病院で保護することが決まった時、トリーヴスは理事長にこう言った。

 

出来る限り普通にしてやりたいです。

 

ところが、メリックがケンダル夫人の裸を見たと知った時、トリーヴスが放った言葉は。

 

恥ずかしいとは思わないのか?

自分の立場がわかっているのか?

やっていいこといけないことの区別がつかないのか?

 

普通にしてやりたいと言っていたのに。我々と同じようにしたいと、そう言っていたはずなのに。

“君は他の一般男性とはちがう”とさえ聞こえる怒号をあげてメリックからケンダル夫人を遠ざけたトリーヴスは、ベルギーでメリックに「こんな醜悪な下等動物!!」と罵声を浴びせた警官と何ら変わらないではないか。なるほど、だからあの警官とトリーヴスを近藤公園がひとりで演じているのか。

 

 

時が良いのか悪いのか、そんなことがあってすぐ、商売道具であるメリックを失い 生きることが厳しくなったロスがメリックのもとにやって来る。

 

今まででは考えられないほどメリックにへりくだりながら、救貧院に行くしかないと同情を買おうとしながら、再度商売道具になってくれと頼み込むロスに放ったメリックの一言が驚くほどに皮肉で、衝撃だった。

 

悪いね、ロス。それが世の中なんだよ。

 

病院に来たばかりの頃、「慈悲深いことがこんなに残酷なら、じゃあ正義のためにはどんなことをするんです?」と聞いた時、トリーヴスに言われた「そうは言っても。それが世の中なんだよ。を納得しきれなかった彼が、自分の容姿を見てただ悲鳴をあげ 嘲笑い 金を払う客ではなく、クリスマスプレゼントを贈りあう友だちや、自分を介して金儲けをしている人、契約に背き裏切る人に、自分を人間として認めてくれた人、自分の都合のいいように規律を曲げる人。いろんな人を見て、世の中を知った。

もちろんロスを追い返したメリックは間違っていないし、むしろ正しいことをしたのだけれど、世の中でことを片付けることが“普通の人間になること”なのだとしたら、普通の人間とやらの残酷さは計り知れない。

無論、トリーヴスが心から神を信じるメリックに言った「それが世の中なんだよ。」という言葉は、メリックにとって絶望に近いものがあったにちがいない。

自分を助けてくれた場所にさえ無慈悲をつきつけられてしまったのだから。

 

人が外的環境の作用とともに人格を形成し、“普通”と言われるまでになることがこんなにも非情なものだとは。

 

世の中とは、一体何なのか。

 

 

 

場面はメリックとトリーヴスがはじめて真っ向から対立したシーンに移る。

 

女性の裸を見たことがないから、知りたい。それだけの理由で、心から美しいと思う女性の裸を、初めて自分を人間として認めてくれた女性の裸を“受動的に”見たメリック。

自分は医者だから、目の前の患者の病気を治したい。それだけの理由で、愛してもいない女性の裸を“能動的に”見ているトリーヴス。

どちらも女性の裸を見たという事実は変わらないのに、どうして後者は許され前者は許されないのか。前者は人物がメリックでなければ許される行為なのか。なぜメリックは性や恋愛といったロマンスを禁じられているのか…

何をどう聞いても自分の非を認めず都合のいいように規律を捻じ曲げてしまう(まるでロスのような)トリーヴスに落胆したメリックは、抑えきれない怒りを顕にした。

 

 

 

トリーヴスはそんな自分勝手さに自身で気づいていたと同時に、メリックを見る度にそんな隠れた醜さを映し出されているような気になっていたのだろう。

 

頭を抱えながら眠りについたトリーヴスが見た夢は、メリックとトリーヴスの立場が逆の、俗に言うパラレルワールド

舞台冒頭部分のトリーヴスとメリックの出会いからの対比の世界。

理事長がロスの立場にいることも合点がいく。

このシーンで小瀧望という役者に身震いしたのは言うまでもない。小瀧望って、ひとりじゃないの…?双子か何か…?)

 

部位ごとにメリックの腫瘍や歪みを説明したトリーヴスに対し、部位ごとにトリーヴスの歪みをあげたメリック。

そうか。メリックの〝外見〟に表れた、見ただけで青ざめるほどの醜悪さは、トリーヴス、というか、普通の人間とやらの〝内面〟に秘められた 見るに堪えない醜悪さなのか。

 

そして、

 

恐ろしいことですが、これは伝染病なのです。

 

社会問題を訴えているようだった。

“普通の人間”にカテゴライズされる、外見にはなんの異常もないトリーヴスの 病気

 

自分と違う他者を認めることも、その違いを受け入れることも出来ない。まして、自分の非を認めることも、自分を変えることも出来ない。なぜなら、世界の中心は自分で、自分こそが正義だから。

だからこそ他者からの批判を気にし、自分に対峙する人には悪さえ振りかざしてしまうが、まるでそれが正義かのように「お前の為を思って…」「あなたの為に…」と味方のような振りをして自分の価値観を押しつける。

そうやって気に入らないものは遮断し、自分だけが納得できる世界を自ら作り上げてきたせいで、他者と調和することを忘れてしまった。

他者の持つ 感情 や 夢 を、簡単に踏み潰してしまうほどに。

 

メリックは、そんな人間の内的醜態を病気として、伝染病として、世間に曝した。

これはトリーヴスに限った話ではなく、世の中を生きる多くの人間に共通する話なのだ。

 

成長するにつれ他人を知り、狡い大人や酷い裏切りを知り、結局自分を守れるのは自分自身しかいないことに気づいた人間は、自己中心の世界で自分の正義だけを信じて生きる。

そんな人間が大人になり社会に出て、そんな大人を見た人間もまた自己中心の世界で自分を守ろうとする…。文字通り、伝染病と言うに相応しい。

西に東に、世界中に蔓延していったこの病気は、もはやとどまることを知らず、トリーヴスが生きた時代から約130年経った現在にも私たちの身近に潜んでいる。

時代が進み、こんなにも物資・技術は発達したというのに、我々人間はそんな恐ろしい病気にかかっていることにさえ気づけない。

 

どこまで愚かで、醜いのだろう。

どこまで歪んだ世界なのだろう。

 

メリックが浴びてきた罵声が、頭のなかにこだまする。

 

 

メリックの醜さを嘲笑い、蔑んだ民の内面がどんなに醜いか。

逆に、最初から同じ人間としてメリックと触れ合った民の内面は、どんなに美しいか。

 

メリックは人間の内面を映し出すだった。

 

 

 

これは人の成長をテーマにしたたとえ話なんでしょうか。

普通になるっていうのは死ぬことなのか。

世間に受け入れられるっていうのは悪くなることなのか。

 

トリーヴスは、気づいていた。

錯乱しているように見えて、彼はメリックを介して自身の醜さやこの世の矛盾に気づいていた。

メリックをどうしてやることもできない無力さに気づき、苦しんでいた。

 

 

 

 

昼食を持ってきたスノークがメリックの部屋を出ていったあと、ほんの少しだけ見えたメリックの日常。

メリックの呼吸音や足音が苦しいほどに聞こえてしまう場内の静寂に、私は涙を堪えることができなかった。

 

どこまでも孤独なジョン・メリックの、最期の言葉は。

 

まぐれ当たり?

 

メリックは見世物小屋にいては一生関われなかった世界に触れた。普通の人間と同じように家を手に入れ、友だちもでき、夢も見た。叶いそうで叶わない、たくさんの夢を。

普通の人間になりたい”。

そんな、大きな夢も。

 

自分の頭がこんなに大きいのは、夢が詰まりすぎてるんじゃないかって思います。

だって、そうなんです。

夢が頭から出られなくなったら何が起きるか知ってます?

 

ケンダル夫人に初めて会った時メリックが発したあの疑問の答えが、こんなところで見つかった。

夢が頭から出られなくなったら。

その夢たちは重くなって、貴方の命を____

 

メリックは決して自ら横たわったわけではない。

散歩ではなく睡眠を選び、いつものように膝を折って眠りについただけ。決して、決して自ら命を絶ったわけではなく、たまたま偶然、その時ジョン・メリックというひとりの男性の命の火が消えた。

「たまたま、運命の気まぐれで美人に生まれただけ、本当の意味では役に立たないの」と言ったケンダル夫人と引き裂かれたメリックは、運命の気まぐれに命まで奪われた。

 

エレファント・マンが死んでる!

 

トリーヴスはメリックが死ぬとき、こんな非情な男にいてほしくてケンダル夫人とメリックを引き裂いたわけじゃないのに。

普通の人間を夢見たメリック。そんな夢に普通の人間のように眠らされ、永遠の眠りについてしまったメリック。やっと。命を懸けて、やっと普通の人間になれたというのに。

最期彼のそばにいた人間は、最初から最期まで彼を人間として見ていなかった。

 

 

 

一つありました、小さなことなんですが。

 

理事長がしたためたジョン・メリックの生涯。

投資家たちにとっては、メリックの名前すら正しく言えない、メリックを資金源としてしか見ていなかった彼がしたためたそれが事実になってしまうのだから残酷だ。

理事長よりずっとそばで彼を見ていたトリーヴスが、最後に付け足そうとした 一つ とは何だったのだろうか。

 

模型を完成させたこと?天国を信じていたこと?“普通の男”だったこと?

 

きっとトリーヴスの言う“小さなこと”は、メリックにとっては大きなことで。

そうわかっていたはずなのに、トリーヴスに余計なことを付け加えさせなかった理事長と、理事長に抗ってでもジョン・メリックという男を知ってもらおうとしなかったトリーヴス。

 

最後までこの世は冷酷だった。

 

この世に救いの手がないのならせめて、永遠という至福の時間の中でジョン・メリックとして安らかに眠ってほしい。頼む。頼むよ神様。

 

 

実際自分がジョン・メリックに関わることがあったとしたら、どんな風に接していただろう。

泣いてしまうだろうか。生唾を飲んでしまうだろうか。喚き散らかしてしまうだろうか。

いくら自己分析をしたところでそんなのは机上の空論でしかないけれど、いつかどこかでジョン・メリックに出会った時、「お知り合いになれて嬉しゅうございます。本当に。」そう言って手を差し出せる人間でいたい。普通の人間。普通の女。

 

 

自分勝手で横暴で、無知で残酷な人間に溢れたこの世界で、ジョン・メリックという男は慈悲深く素直で、知的かつ繊細で、に満ちた、誰よりも 美しい人間 だった。

 

 

 

 

大丈夫、大丈夫。

 

叶うなら、ジョン・メリックにそんな言葉を届けたい。

 

 

 

 

 

2020.12.07

(※引用元:『悲劇喜劇』 2020年11月号 P100~129)

火賀俊平、君に幸あれ

 

 

Netflix オリジナルストーリー

宇宙を駆けるよだか

 


愛されるべきは、外見か、中身か―『宇宙を駆けるよだか』予告編

 

ジャニーズWEST 重岡大毅神山智洋がW主演を務め、ヒロインの清原果耶、富田望生がとんでもない演技力を魅せた漫画原作ドラマ。

 

美しく、醜い青春。

中身を知らずして外見で人を判断することのバカらしさ。外見の醜さと中身の醜さ、外見の美しさと中身の美しさは必ずしも比例するとは限らないし、必ずしも反比例するとも限らない。

 

そんなことを教えてくれたドラマだった。

 

が、

 

ドラマを観るにあたり、予想外の出来事が発生した。

 

 

第1話を視聴中。涙腺の崩壊とともに。

 

    恋に落ちる音がした。

 

火賀… 火賀くん… 火賀俊平… シゲオカダイキ… 火賀くん… 火賀くん…… 火賀、くん………(ゲシュタルト崩壊

 

いや、あの… 噂には聞いていましたよ? 火賀くんは恋だと… リアコだと…… 聞いていた… 聞いてはいたけれど……

 

まさかここまでだとは思わないじゃん!!(泣)

 

 

もう、もうね、しんどいオブザイヤー受賞間違いなしですよ火賀くん…  しんどかった… とにかくしんどかった…! この未曾有の事態に溢れた2020年において、何もかもを吹っ飛ばして断トツでしんどかった……!!

 

世界中のNetflixユーザー、騙されたと思って観てほしい… このドラマだけのためにNetflix入会してでも観てほしい…(後者の人間此処に在り)

 

 

あの、本当に、観て!!!(泣)

 

 

もう何周したかわからない。無限によだかの世界をループした。火賀くん、しろちゃん、あゆみ、海根さん、俯瞰… いろんな立場に立って同じ世界を何度も往来した。

私がこんなに同じドラマ何回も観るなんて… アンビリーバボーにでも寄稿しようか…?(やめ)

 

何回も観て、何回も思った。

 

火賀くん、幸せになって…!(泣)

 

どうしても、どうしても幸せになってほしい。火賀くんが幸せになれない世界なんてそんなのいらない… 火賀くんは幸せにならなきゃダメなんだ…(本気)

 

ということで、

 

火賀俊平のPR をしようと思う。(ハ?)

 

私が全力で火賀くんの良さをPRしていくから… 私頑張るから… だから誰か… こんなにも素敵な火賀くんを、私の愛する火賀俊平を、どうか幸せにしてあげて……(泣)

 

 

※ここからはがっつりネタバレ有です。ネタバレNG未視聴の方はあの世界に飛び込んできてください。ここで、ここで待ってますから…

 

 

 

火賀くんPRポイント 

その1. 【誰に対してもフラット】

 

 1話から飛び出す激ヤバポイント。

 

海根さんと入れ替わったあゆみが自分の姿でしろちゃんの隣にいる海根さんに詰め寄る場面で、仲裁に入った火賀くんが放った一言。

「海根さん!朝からテンション高すぎ! てかキャラ変した?」

自分の好きな子が大して仲良くないクラスメイトに押し倒されていたら、ふつう “おい何してんねん!” とか “やめろやめろ!” とか言ってしまいそうなところ。

火賀くんはあゆみをかばうことも海根さんを否定することもしなかった。

もちろん火賀くんの言う「海根さん」は “海根さんの容姿をしたあゆみ” なわけだから、あゆみからしたらそりゃ否定されたも同然なんだけど…

でも あゆみ (の姿をした海根さん) を 海根さん (の姿をしたあゆみ) から遠ざけるでもなく自分が避けるでもない火賀くん、仲良い側に肩入れするでもない、なんならちょっと海根さんとの距離詰めてる火賀くん、凄くないですか?

咄嗟の状況にもかかわらず誰も傷つけずにその場をおさめようとした火賀くん。あっぱれ。

個人的には彼女が飛びつかれてるのに助けられないしろちゃんも、しろちゃんがいるのに いの一番にあゆみ助けに行く火賀くんも、あぁ〜!火賀くん〜!となったポイントでした。

 

そして、一緒に文化祭の看板を作ることになった火賀くんと海根さん (の姿をしたあゆみ)

「海根さんさぁ、公史郎に気ぃあんの?」

「あいつ彼女いるからやめといた方がいいと思うで?」

火賀くんが公史郎をすすめない理由は決して “釣り合わないから” でも “公史郎のタイプじゃないから” でもなくて、“公史郎には彼女がいるから”。

その彼女というのが自分なのであゆみはとてもとても苦しいわけなんですケド… 火賀くんはあゆみと海根さんが入れ替わってるなんて微塵も思っていないので… 悪気がないから余計苦しいねあゆみ……

 

その後海根さんに「俺の好きな子もめっちゃ絵下手で、」とか普通に話すし、「じゃあずっと私に隠してたってこと!?」と問われた時だって、 “俺ら恋バナするような仲ちゃうやん!” とか “なんでお前に言わなあかんねん!” じゃなくて、「は!?」なんですよ火賀くんは(泣)

大して仲良くない子に好きな子の話しますか!?  私はしません。できません。

まぁいくら守るためとはいえ、律っちゃんマリちゃんに「俺今海根さんが好きやねん。」と話してしまうような男なので大納得ですが…。

 

さらに「なんか、久しぶりだな。こんな風に話せたの。」に対して、「海根さん友だち少ないからなぁ?笑」なんて間髪入れずにナチュラルに、何の悪気も感じさせずに言えちゃうんだからもう〜(泣)

 

フラットタイヤもビックリのフラットさだね火賀くん(泣)裁判官とか向いてるんじゃない?(泣)(何の話?)

 

こんなフラットな火賀くんがそばにいてくれたから、あゆみは4話まで自分の容姿を気にせずにいられたんですよね(泣)

あゆみ自身が海根さんの外見に醜さを感じていなかったことに加え、唯一そばにいてくれた火賀くんが 周りと比べて自分を卑下するようなことを一切しない人だったから、だから4話まで外見のことなんか気にせずあたりまえに火賀くんの隣にいられたんですよね〜〜(泣)

 

誰に対してもフラットな火賀くんだけど、誰にでも優しいのはしろちゃんの方。

掃除手伝ってくれたり、休んでる日の分のノートくれたり、荷物運ぶの手伝ってくれたり…

そら期待しちゃうよしろちゃん!!(泣)

火賀くんは困ってる人を無差別に救ってくれるようなスーパーマンではないから!!特別な優しさは特別な人以外に向けないから!!(どさくさに紛れて失礼)

フラットなくせにその辺ハッキリしてんだよな〜火賀くん!そういうとこもスキ!好きだよ!!

 

 

 

火賀くんPRポイント

その2. 【感情 = 行動】

 

 長所であり、短所でもあると思う。だけど、感情の赴くままに動いてくれた火賀くんのおかげで助かった部分もいっっっぱいあった。あゆみも、そしてしろちゃんも。

 

  • 海根さんの姿にあゆみを感じてなんとなく教室覗きに行く。
  • 「欲しいものリスト」の文字を見て引くぐらい無我夢中で自分の机あさって教科書引っ張り出して、あゆみの「いま一番食べたいもの」と一致させる。
  • 海根さんがあゆみだという確信を得た以上 海根さんが理不尽に避けられてることに納得できずみんなの前であゆみ派閥を指摘しては「誤解っつってるやろ!!」と怒鳴る。

 

  • たとえ親友だったとしてもあゆみを無下にするなんて許せるわけもなく反射的に飛びかかる。
  • 我が邪魔して 助けに行けたのは公史郎のおかげやったって言えない時もあるけれど、それに対しても罪悪感を抱いていて、のちにちゃんと白状(謝罪)する。
  • 気持ち爆発して告白して、それに対しても秒で後悔してその日のうちに謝る。
  • 大親友に「俺を信じるか?」と問われればどんな状況にいようが100%信じてしまう。(もしも本当に、本当にしろちゃんが悪い奴だったらふつうに殺されてるかもしれないのに。すげぇ… すげぇ奴だよ火賀くん…)

 

それでいて海根さんには「お前の秘密、公史郎にバラしてやってもええねんぞ?」とか言うし、あゆみの姿であったとしても中身の一致しないあゆみには超冷たい目向けるし、「俺らはやり返すだけや!」な人なので嫌いも嫌いでとことんなんですよネ… なんとも人間らしい…

 

だから逆に、ペンキかぶったときに出た言葉が「俺 河童か!笑」だった火賀くんは本当に優しいなぁと思いましたヨ(泣)故意せず起きたことには怒らない人なんだな〜って…  水やジュースどころの騒ぎではなく、ペンキ… ペンキですよ…?(泣)

 

 

 

火賀くんPRポイント

その3. 【とにかく優しい】

(その1、その2の火賀くんと似つかわしい点ではあるんですけど…)

 

 

「あゆみ。…あゆみなんやろ?」

「悪かった。すぐ気づかれへんくて。」

いや… いやいや…… あゆみ、火賀くんには入れ替わったと伝えてないんですよ… 気づけなくて当然なんですよ…

「私はあゆみだ」と泣きながら訴えたママにも、彼氏であるしろちゃんにさえも拒絶されてしまったんだから、何も言ってない火賀くんが気づくわけがないんですよ……

それなのに、誰よりも早く気づいた。しろちゃんから多少の話は聞いていたにせよ、彼氏よりも親よりも早く、いちばん最初に気づいてくれた。

それなのに彼は謝るんです… あゆみの苦しさを思って、謝るわけです…

“苦しかったよな、ツラかったよな、ごめんな。” と、寄り添ってくれるんです…

や、やさしい……(泣)

 

 

「どんな姿しててもわかるよ。あゆみは、あゆみなんやから。」

 

涙  腺  崩  壊  。

 

はじめて存在を認めてくれた。わかってくれた。それだけで十分なのに、彼は言葉だけでなく、いちごオレを手渡すんだから… 今目の前にいるキミこそがあゆみだという証拠を、あゆみがここに存在する証明を、あゆみに贈るんだから…… 

こんなカッコイイ救世主、好きにならないわけがない… オイあゆみ… 聞いてるかあゆみ……

(この火賀くんに涙腺と心を奪われたのは言うまでもありません)(恋に… 恋に落ちてしまったんですよ、えぇ…)

 

 

「こういうのよくわからんからさぁ〜 姉貴に選んでもらったんやけど、」

ハイ!バレッタ!今後キーになるバレッタ!!ニキビひどいから嫌って言ってんのに!無理矢理着けたバレッタ!!

「暗闇の底にいる私に光をくれたのは、間違いなく、火賀くんだった。」

物理的にも精神的にも、火賀くんが海根さんの姿をしたあゆみに をくれた瞬間!!

あゆみはまったく火賀くんの気持ちに気づいてあげられてないけど!切ないね火賀くん!!(泣)

「友だち」ときっぱり割り切られてしまった火賀くんにイケパラの中津秀一を重ねてしまった話はまた別の機会にさせてほしい…

 

 

「心配すんな!俺がぜったいお前のカラダ取り返したる!!  お前がどんな姿でも関係ない!  俺はお前の味方や!!」

愛が… 愛がすごいよ火賀くん…(泣)

あゆみが変な様子で去っていき、美術室から出てきた海根さんとしろちゃんを見て咄嗟に猛ダッシュで追いかけて キュッ じゃなくて ガッ!! って抱きしめて放ったセリフがコレってさ、まだ告白してないのにこれ言えるってさ、え…?

私もあゆみと一緒に泣いちゃった… 声出して泣いた…

 

 

「あん時助けに行けたのも、アイツのおかげやねん。」

言えるんだ(泣)言えちゃうんだ(泣)あの時「…だってそういう奴やんけ、昔から。笑」って言えたこと自体すごいのに、ちゃんとすべてを伝えるんだ(泣)

私はそこまでできた人間じゃないので、もし私が火賀くんだったらその事実は墓場まで持っていってたかもしれない…(サイテー)

 

 

「なぁ公史郎。ずっと悪役でおんのもキツかったやろ?」

 

viva親友!!!(泣)

 

自分だってツラかったじゃん!(泣)ていうか、今いちばんツラいの火賀くんじゃん!(泣)

あと一歩であゆみと付き合えるかもしれなかったのに… 「ここまであゆみ放っておいて、今さら実はあゆみのためでしたってなんやねん!」ぐらい言ってもいいのに…

どこまでもまっすぐ公史郎を信じて受け入れて、あゆみのもとにしろちゃん連れてって…  それでいてしろちゃんのメンタル気遣えるなんて… ジェントル火賀…(泣)

しかもそれに対する「いや? お前があゆみちゃんのそばにいてくれたからな。」がキツすぎて私が泣いた。しろちゃんは悪気ないし、本気の言葉だとは思うけど、火賀くんにはキツすぎた…  だって火賀くんはこの一言のせいで公史郎には一生勝てねぇって思ったはずだから……(→のちの火賀くんの「アイツの圧勝や。」は、このしろちゃんから繋がった言葉だと思ってる)

 

とはいえ「俺はただ、責任を果たしただけだ。」なしろちゃんも相当キツかったはず。

彼氏としてなんとしてでも彼女を取り戻さねばという使命感、彼氏のくせにいちばんに気づいてあげられなかった後悔、自分がそばにいてあげられないツラさ、すべてに押しつぶされそうだったはず。

自分の手であゆみを暗闇から救ってあげたかったよね… 火賀くんの隣にいるあゆみに「信じてるから」なんて言われたくなかったし、街灯殴った拳、絶対痛かったよね… いちばん見てほしくない自分をしっかり見られてしっかり傷つけて、それでいて誤解を解くことも追いかけることもできないなんてしんどかったね……(泣)

 

 

 

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その4. 【あゆみをひとりにしない】

 

美術室でいちばん見たくないしろちゃんと海根さんの姿を見てしまい逃げるように走った時。

もう元の姿には戻れないと知り「ひとりになりたい」と言った時。

自分の容姿は可愛くないと自覚し、あたりまえのように火賀くんの隣にいることを思い悩んでいた時。

 

火賀くんは絶対に、あゆみをひとりにしなかった。

 

まさに、「 上手く笑えない今日の 涙は僕とはんぶんこ ひとりの思い出 2人にしよう 何倍も笑えるね 」状態。

……ムリ(泣)そんなことがあっていいわけない(泣)

 

「用事ある」って言ってんのに、それを一瞬で嘘だと見抜いて「強制参加。」って手首掴んでどこかへ連れてってくれる火賀くんマジで一生そばにいてくれ頼む…

 

 

 

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その5. 【第4話】

(エ!?いきなり話数レベルでPR!?って思う方もいるかもしれませんが、第4話の火賀くんを語らずして火賀くんをPRしきることは不可能なのでどうかお許しを…)

 

 

「なぁあゆみ〜。俺らカップルに見えんのかなぁ〜」

「どさくさに紛れて手繋いじゃってるしな!ラッキー!!」

 

鼻血出た。

 

な、なにそれ… 手は繋いでないのに、手首掴んでるだけなのに「手繋いじゃってる」って感覚な火賀くん何それ…「ラッキー!!」って… どこまでも純粋でまっすぐな火賀くんなにそれ…(泣)

もちろん本心なんだけど、心からラッキー!って思ってるだろうけど、「やっと笑ったな?」とか言って顔覗き込んでくるから “私を笑わせるために言ってくれたの…?” となりますサヨナラ(滝涙)

 

 

「 たしかに、可愛い子はいっぱいいるし、入れ替わる前の海根然子を可愛いと思ったことは1回もない。 けど、他の誰と比べても、俺の好きなあゆみココにしかおらんから。」

 

ブッ倒れたよね。普通に。

涙腺とか影も形もなくなったよね…

 

決して海根さんの容姿が好みなわけではない。この姿のあゆみより可愛い子はいっぱいいる。でも俺の好きな人はどんな見た目やろが 小日向あゆみ だけやから。” 

強さ × 優しさ × 愛 = 無敵 = 火賀俊平  が成り立ってしまう世界ムリ怖いヤダ勝てない(泣)

 

 

そしてこのあと。このあとの火賀くんですよ。

あゆみの『この姿で出会っていても、同じこと言ってくれたかな?』に対しての言葉。

 

「それやったらな〜!」「誰よりも先に、あゆみの良さに気づけてたかもな?」

 

バカ!! もう…  バカ!!(泣)

肺が痛い… 泣きすぎて肺が痛いよ火賀くん…… 責任取って…(泣)

 

今あゆみが何より不安に思っている容姿に対し、むしろこの姿で出会っていたかったとでも言いたげな火賀くんに全私が泣いた。泣き崩れた。

どこまで… どこまで優しいんだよ… どこまで強いんだよ… どこまで 小日向あゆみの中身 を愛してくれてんだよ……

現に火賀くんは誰よりも早く、しろちゃんよりも早くあゆみに気づいた。そしてあゆみが海根さんの姿になってはじめて、自分の気持ちをあゆみにぶつけた。

誰よりも先に、あゆみの良さに気づけてたかもな?」

かも じゃないのよ(泣)今もう証明しちゃってんのよ(泣)しろちゃんよりも早くあゆみに気づいてそばにいんのよ(泣)

火賀くんの好きの想いも、その自分の想いに対する自信も、火賀くんにとっては 当たり前のように “絶対” で震えた… 

しろちゃんが今何企んでるかわかんないけど、ここまで自分のこと愛してくれる人、火賀くん逃したらもう一生現れないかもしれないよあゆみ!!!(大きなお世話)

 

これだけ壮大に愛の告白ぶっかましたそのあとも、あゆみの手ではなく手首を掴んで隣を歩く火賀くんの思いやりに大きな拍手を……!!👏(泣)

 

 

「得とか損とかよぉ!! あゆみの気持ち考えたことあんのか!!」

火賀くんのあの告白があったあとに「いちばん得をしたのはお前だ」なんてそんな皮肉言わないでよしろちゃん… となっていた矢先、しろちゃんを殴った火賀くんが発した怒号。

第2話でしろちゃんが「このまま海根さんと付き合うことにした」と話した時もそうだったけど、火賀くんは自分を侮辱されたことじゃなくて、あゆみのために公史郎を怒ってる。

そりゃそうだ。自分の大好きな人の大好きな人が、自分の大親友がこんなに薄情だなんて許せない。許せないよ、絶対に。

火賀くんはあゆみだけじゃなくて公史郎をも大好きが故に、ここまで全力で怒りの感情をむき出しにできるんだろうな〜

火賀くんの、“好きな人” に向けるベクトルの大きさをひしひしと感じる瞬間だった。

 

 

 

火賀くんPRポイント

その6. 【去り際】

 

自分から手を引いてあゆみの恋心の背中を押す火賀くん、マジで かっっっこよすぎる!!!!!(大声)

花沢類より、中津秀一より、何万倍も何億倍もカッコイイ!!地球上のどの男性と競ってもぶっちぎりで圧倒的に優勝!!!(※個人的意見です)

 

 

「お前は俺のことが好きや。」「でもそれ友だちとしてやろ?」

同じ傘の下で肩ガシッと掴んで正面から真っ直ぐな瞳で発するべき言葉じゃない(泣)このときのあゆみの瞳がまた…(泣)言ってる方も言われてる方も苦しいね…(泣)胸が締め付けられるって、このことだね……(号泣)

 

 

「お前がなぁ、ほんまに恋してんの誰や」

画面越しに泣き崩れた私を許してほしい…

頭掴んでまっすぐ見つめてなんでそんなこと言えるの…?(泣)それさえ言わなければもしかしたらこれからワンチャンあるかもしれないのに、なんでそんなこt...

 

 

「奪えるもんなら奪いたかったよ。」

 

アァ〜〜〜火賀くん!!(泣)嘘でしょ火賀くん!!(泣)

 

奪えるタイミングいっぱいあったよ… なんなら今こそその瞬間だよ…

それなのにいつだって一歩引いてる火賀くん… 自分の気持ち120%でぶつけながらも、あゆみの気持ちを、公史郎の気持ちを看過しなかった。いや、看過できなかった。

感情のままに動く人なのに、感情のままに動く人だから、「あゆみが好き」で「公史郎が大切」で、「2人とも幸せになってほしい」という気持ちすべてに嘘がないから、「俺はあゆみが好きだ」という気持ちだけを先行させることができなかったんだよね火賀くん…(泣)

“良い奴火賀くん” はこんなもんでは終わりません…(泣)

 

 

「でもなぁ… お前戻すために、いちばん苦労したんあいつやろ?  気ぃ遣って迷うなよ!!」

「アイツの圧勝や。」

 

“いちばん” を決めきれずにいるあゆみに自ら二番手を名乗り出る火賀くん、いい加減にしな!!(泣)(謎ギレ)

 

親友に裏切られ、好きな人に友だちと割り切られ、ポロッと零した告白は流され、決死の告白は 親友 かつ 好きな人の好きな人にかっさらわれ、好きなのに“友だち”でいることに尽力し、苦しむ姿を間近で見てきた火賀くんだって、相当ツラかった。苦しかった。

それでも、火賀くんは自分への評価がとても過小な人だから。何もかもを犠牲にして、自分なんかにあゆみを任せた公史郎をものすごく尊敬しているから。

あゆみが気を遣って迷っていると思い込んでいるし、いろんな意味で、公史郎には勝たれへんって本気で思ってる。

(確かにあゆみは迷ってたけど、あゆみは決して気を遣ったわけではないと思うよ火賀くん… だって… だってさ… ↓)

 

 

「そのバレッタ、今のお前に必要ない。」

 

もうここまできたら本当の大バカ野郎だよアンタ!!(泣)

 

「暗闇の底にいる私に光を与えてくれたのは、間違いなく、火賀くんだった。」

バレッタをもらった時、あゆみはたしかにそう言った。先ほども言ったように、バレッタは火賀くんがくれた

長い前髪に覆われた薄暗い視界に光をくれた。まともに息もできない真っ暗な場所に、(しろちゃんの代わりに)光をくれた。孤独に溺れそうな時、自分がどこにいるかもわからなくなった時、ずっと隣で「絶対俺が守ったる」と未来を照らし続けてくれた。

 

火賀くんはあゆみの光。

これはカラダを取り戻した今もあゆみにとっては変わらず存在する事実。

しろちゃんからバレッタを受け取ったあゆみが2人を呼び止めた時、呼び止めた順番が「火賀くん!しろちゃん!」だったのも、感謝を伝えたのち、火賀くんの告白を断るより先に「しろちゃんの恋人には戻れない。」と言ったのも、あゆみにとっての光が未だに火賀くんであることを示す証拠だと思う。結果的に「火賀くんとも、付き合えない。」とは言うんですけど、自分に現在をくれた火賀くんを傷つけたくないというあゆみの気持ちが、言葉を発した順番に無意識のうちに表れてしまったんだと思う… 私はそう思うよ火賀くん…

だってエンディングでしろちゃんと火賀くんをいちごパフェに誘うときのあゆみは「しろちゃん!火賀くん!」だったから… あゆみは潜在的に、言葉に気持ちが出てしまう素直な女の子だと思うから…(泣)

 

だから、だからあゆみは、「それ、今のお前に必要ない。」と言われてもバレッタを返せなかった。火賀くんがくれたを、希望を、無責任に返すわけにはいかなかった。

火賀くんがいなければあゆみがあゆみとしていられなかったのは間違いない。気持ちを知りながら甘えたいだけ甘えておいて、元に戻れたらはいサヨウナラ なんてそんなこと、根っこから鬼優しいあゆみにできるわけがない。

 

それをさァ!?(泣)そうやってあゆみが悩んでるのも全部お見通しでさァ!?(泣)手を差し出してるのに返すの渋ってるあゆみを気遣ってさァ!?(泣)乱暴に奪い取る火賀くんさァ!?(泣)

お前こそ気ぃ遣って強がんなよ!!!(泣き叫びながら)

 

 

「じゃ俺先行くわ、」

おまッ… お前…… 傘押し付けて泣きそうな顔でそんなこと言って去っていくんじゃないよ…… あゆみ傘さしながら傘持って歩くことになるじゃんかよ……

最後まで… 最後までカッコイイのやめろよ……!!!(大号泣)

 

追記:

ここのカット(火賀くんがあゆみに目線合わせて諭してるカット)、3話の「今は自分のことだけ考えろ。」のシーンの対比になってるのツラい

あゆみはどちらのシーンでも火賀くんの言葉に「ありがとう」って言ってるんだけど、同じ言葉なのに全然ちがう言葉に聞こえてツラい しんどい 苦しい

3話で「ありがとう」言われた火賀くんは「おうっ。」って返してるのに、6話ではあゆみの「ありがとう」に頷くこともしないで傘押しつけて去っていくじゃん(泣)

切なすぎて召された無理!!!(泣)

 

主人公が当て馬ってだけでもしんどいのに、それでいてここまで切ない最高の去り方をされたら私は… 私は……。

 

火賀くんが去ってからやってきたしろちゃんと、何も言わずに涙を流すあゆみの間に流れる時間と雰囲気がグサグサ刺さった… 君たちは言葉なくとも分かり合える関係なんだね… 

火賀くんはひとりで抱え込もうとするあゆみの不安に気付ける人だったけど、あゆみは言葉にしなければ気づけない人だった。その証拠に、火賀くんは全部ぜんぶさらけ出してあゆみにぶつかっていった。

それなのにあゆみ、しろちゃんとは微笑み見つめ合うだけで分かり合えるんだからもう…!(泣)火賀くんの恋応援隊は泣くしかねぇのよ!!(泣)

 

そしてここからが火賀くんの真骨頂…!!

 

なかなか教室に入れずにいる海根さんを見つけた火賀くんは、海根さんの姿をしたあゆみとの日々を思い出してしまう。

そして、その姿ごと、海根然子の姿ごと愛していたことを実感する。

本気で、心から愛していたことを。

泣かないで…(泣)泣かないで火賀くん…(泣)私が代わりに泣くから…(泣)だから君は笑ってて…(泣)

 

乱暴に涙を拭った火賀くんはドアの前にいる海根さんに膝カックンをかまし、さっき、ついさっきあゆみから奪い戻したバレッタを強引につけて「ほらよ。笑」「いけ!!」と教室に海根さんを押し込む…

 

オイ火賀!!(泣)どこまでも火賀!!(泣) 

 

火賀くんからしたら あゆみのバレッタを海根さんにあげた ことになるのに、クラスのみんなにとっては “いつもの然子ちゃん” なのヤバくないですか…(泣)

そのバレッタがあることで 最近可愛くなった と評判の海根然子でいられるんですよヤバくないですか…(泣)

偽善者だと嫌っていた小日向あゆみが作ってくれた居心地の中で、火賀くんがくれた光の中で海根然子は生きていくんだから…(泣)

君は… 君は光なんだよ火賀俊平……!!

 

みんなの輪の中で笑顔を零す海根さんを見てひとり教室の外で涙する火賀くん…

終わったね…(泣)苦しいことも楽しいことも、そして火賀くんの幸せも、全部ぜんぶ終わっちゃったね…(泣)

涙拭っておちゃらけながら教室入っていく火賀くんに、も〜〜〜お前は幸せんなれ!!(泣)と泣き叫んだのは私だけじゃないよ絶対……

 

 

このドラマの何が残酷って、あゆみとしろちゃんの間に火賀くんが介入できないことは最初から分かりきってた事実だったってことです…

「しろちゃん」「あゆみちゃん」と特別な呼び名で呼びあっている2人。火賀くんはその2人を「あゆみ」「公史郎」と名前(呼び捨て)で呼んでいる。  だけど2人は「火賀くん」「火賀」。なぜか名字呼びなんですよね…。

距離感!(泣)ひとりだけ距離感…!(泣)

ふたりを下の名前で、しかも呼び捨てで呼んでる火賀くんは、一見公史郎よりあゆみとの距離が近そうに見えるし、あゆみより公史郎との距離が近そうに見える。

だけど高2にもなって「しろちゃん」「あゆみちゃん」で呼びあっているのは、幼い頃からふたりが積み上げてきた時間を思わせるわけで… 2人だけに許された呼び名なわけで…

そんな2人の時間にも確固たる絆にも、火賀くんが割って入る余地はなかったわけで……(泣)

 

火賀くん… マジでお前は幸せんなれ…(号泣)

 

 

 

 

 

火賀くんPRポイント

その7. 【THE 青春】

 

青春のど真ん中を生きてる。

「こんな青春送りたかったなぁ〜!」とか、「学生時代こんなことあったなぁ〜!」とかを全て体現してる。

この点において、しろちゃんが火賀くんに多少の嫉妬心を抱いていたのは間違いないと思ってるんだけど、どう?(いきなりの質問)

 

教科書にボールペンで好きな子に落書きされて、授業中なのに大声出して好きな子と一緒に怒られて、ゲームのやりすぎで勉強も宿題も疎かで、いつも追試で、文化祭でクラスメイトに館長任されて、看板準備中にペンキかぶって、文化祭当日来てくれた女子に優待券配って… 

私の学校にいたモテメンズ全員掛け合わせたら火賀俊平!ってぐらいモテる要素しかない、超人気者のヤベェ奴

 

それでいて頭ポンとかほっぺつまむとか普通にやるから!!(泣)距離感バカだから!!(泣)どこまで罪なの火賀くん!?(泣)

個人的に、少女漫画原作の映画やドラマによく見る 壁ドン や 頭ポン といった類の胸キュン動作が若干苦手なんですよ。見てるこっちが照れてしまうので… だけど火賀くん(重岡くん)のは全然見られた… キュンだった… 照れではないんです、キュンだったんです…(伝われ)

 

「悪い公史郎、」「ちょっとあゆみ借りるわ。」の時、しろちゃんの前なのにあゆみの肩ガッと組んで自分の傘にいれてどこかへ連れていく火賀くん。初めて見た時は 最後の強がりかな… なんて思ってたんだけど、エンディングで海根さんに普通に肩組んでたから「この人マジで距離感って概念ないの!?」と思わずツッコんでしまった。

それぐらい距離感がバカで、高校時代そんな奴いたな〜って!!

青春だったあの頃に思いを馳せてしまったんですよ火賀くんのせいで…

 

 

 

火賀くんPRポイント

その8. 【溢れんばかりに重岡大毅

 

ここまで読んでくださった方はきっと気づいていらっしゃると思いますが、もう見え隠れしてるとかいうレベルじゃない。

火賀くんは全面的に、圧倒的に 重岡大毅

 

この作品に触れたのがジャニーズWEST重岡大毅を好きになってからで本当に良かった。もしもこの作品との出会いが先だったら、私は完全に火賀くん落ちの重岡担(リアコ)になっていたと思う。

危ない。マジで危ない。

リアコはしんどさが桁違いで身がもたんってばっちゃんから聞いたので… 

 

あゆみからハンカチ渡されてすぐ「ありがとう」って言うところ。研究所の前でシャドー始めるところ。湘南乃風の『雪月花』がバチクソ似合うところ(主観)。距離感バカで、人の気持ちに敏感で、アツくて、みんなに愛されて、みんなを愛して、大事な人をとことん守り抜くところ。

重岡大毅じゃん。

 

実際の重岡くんがどうか知らないけど、頭ポンとかの所作もタイミングも、机に座って待ってる感じも、目線の感じも話し方も、私の中にいる重岡くん像に完全に一致してしまったんですよね…

…まぁでも火賀くんも関西弁だし、許してほしい。関西弁だし。(どんな言い訳?)

 

でも「次はレーズン入り頼むな?」って言ったあと舌ぺろとかいうあざといことした火賀くん(演:神山智洋)は絶対に重岡くんじゃない… あれは絶対火賀くんのなかに神山くんの魂宿ってた…(震)

 

そんでもって最後の最後は完全なるかみしげをぶちかましてくるからしんどい。

あれはもう火賀くんとしろちゃんじゃなくて、 かみしげ だった。

なに… なにあの可愛いやりとり…

「結局いちばん得したのお前やからな!」ってお前… 「得とか損とかよぉ!あゆみの気持ち考えたことあんのか!」って泣き叫んでたの誰だよ… 滲み出てるよ重岡大毅… そしてそんな重岡くんを阻止するは何を隠そう神山智洋…… さすが熟年シンメ……(尊)

 

あとシンプルに顔が良い… 歯が多い… シゲオカダイキ……

海根さんの姿にあゆみを見出した時や、第4話の河原でクソデカ愛を吐露した時。夕陽に照らされる火賀くん(重岡くん)の表情がメチャメチャ良かった。 好きだった。

 

綺麗だった。

 

火賀くんに重岡くんを選んでくれて(しろちゃんに神山くんを選んでくれて)ありがとう… 口座教えて… 振り込みます…… というキモチ。

 

 

……………

 

 

これまで火賀くんに偏ったブログを書いてきたけど、もちろん私もあゆみ目線でこの世界を生きてみたし、しろちゃん目線でも生きてみた。何度も、何度も。

けれど、“私はしろちゃんが好き!好きなんだ!”とどれだけ強く思い込んでこの世界を生きても、辿り着く先は “火賀くん それ即ち 恋” で…(………)

 

だって私、あゆみとしろちゃんがどれだけの時間を共有してきて、そこにどんな思い出が詰まってるか知らないんだもん!!(泣)

  • 用具庫に閉じ込められてしまったあゆみを、しろちゃんがボロボロになりながら助け出してくれた。
  • 寒い日の夜、2人で綺麗な星空を見上げた。

ドラマで描写されていたあゆみとしろちゃんの思い出はその2点のみ。

それ以外の2人の思い出をまったく知らない以上、あゆみはしろちゃんの何に惹かれ揺るぎない恋をしているのか、わからないんだもん…

 

私があゆみだったら、親や彼氏でさえ自分の言葉を信じてくれなかったなかで、何を言ったわけでもないのに自分はあゆみだと気づいてくれてそばにいてくれた火賀くんのこと、絶対に好きになってしまう自信がある。(断言)

個人的に理性的な人より感情的な人が好きっていうのもある。(超いらない情報)

いくら自分のためとはいえ、尽く裏切られたしろちゃんに戻れる自信はない、ないです…

どんな目論見があったにせよ、気づいていたなら誰よりそばにいてほしかったよしろちゃん… 後先考えず、今この瞬間そばにいてほしかった…

無論、しろちゃんまで感情的な人だったら2人は本当に元の姿に戻れなくなっていたかもしれないけど……

 

 

ぬぉっ…!?  も、文字数…!!(震)

 

 

こんなに長ったらしく語ってもなお語り尽くせないほどに、火賀くんはただただ良い奴なんです……

私に惚れられて当然だし、幸せになってほしいと願われて当然の人なんです……

 

 

 

「俺がひとりで、あゆみの周りにいた全員分愛したる。」

 

この年齢でこんなにも堂々と素敵な愛を告げられる火賀俊平、

 

絶対……

絶対、幸せんなれよ!!(泣)

 

 

 

 

主題歌アカツキの真髄についてはまた改めて。(まだ語るの?)

 

2020.11.16

(追記:2020.11.17)

キラキラアイドル

 

 

「一歩でも、その先へ。」

 

RIDE ON TIME season3。4週にわたる関西ジャニーズ特集。第3週を飾るは 関ジャニ∞のデビューから遅れること10年、ドン曇りのあべのハルカスで「テッペン取ったるで〜!」と誓った ジャニーズWEST

 

 

2020年。

彼らは春リリースのアルバムを引っ提げた全国ツアーを、夏には京セラドーム大阪・東京ドームのWドームでライブを敢行するはずだった。

ところが。

彼らの2020年は、目に見えない脅威に取り上げられてしまった。

「普通に悲しかったですね。27歳のライブって、27歳の時にしかできひんし。」

 

それでも彼らは配信という形で、私たちファンにみなぎるパワーを届けてくれた。何かと気が滅入るこのご時世に、「俺らメチャメチャ元気やで!!お前は!?」と画面の向こうから何度も投げかけてくれた。「元気〜?」「頑張れ〜!」だけじゃなくて、「俺たちは元気です!」「タノシイ〜!!」という言葉や態度をくれたことが本当に嬉しかった。

「ツラい時は、WESTを見て笑ってくれ!!」

流星くんのこの言葉、コロナ禍において私の何よりの支えだったなぁ。

 

 

ジャニーズWESTは、というか関西ジャニーズは、アイドルのパブリックイメージとはかけ離れた場所にいるのかもしれない。いや、かけ離れている。(断言)

そのことを自虐にしがちな彼らだけど、「俺ら キラキラアイドルやで!って感じでもないから、」と話す重岡くんは、キラキラアイドルのポジションにいないことを恥じているわけでも嘆いているわけでもなく、“誇りだ” と言っているようだった。

「恥ずかしいところみたいなん(を見せるの)は、全然平気かな。」

かつては THE アイドル だった重岡くんが、メンバーと一緒に頭にたこ焼き被ったり(?)、腕の下にヒラヒラつけてパラパラ踊ったり(??)、鍋とおたまを手にメチャウマチャーハン作ったりしながら(???) 各々が楽器を始め 曲作りを始め、一歩一歩泥臭く歩んできた今までは間違っちゃいない。

勝手ながら、重岡くんの言葉の中に そんな自負と自信を感じた。

 

自分らはキラキラアイドルってわけでもないと話す重岡くんに、ジャニーズWESTに、ファンの想いはちゃんと届いているのだろうか。

私たちファンにとってその“キラキラアイドル感”のないあなたたちこそが眩しいほどにキラキラ輝くアイドルであること。

ちゃんと、届いているだろうか。

 

 

過去に経験した台宙の高さより30センチ高くしたものに挑戦したことも、本番1時間前の最終リハで骨挫傷を負っていたことも、RIDE ON TIMEに取り上げられなければ知り得なかった事実。

私たちの知らないところで、「自分次第でなんでも出来るんだよって」「パワーが届けばいいな」なんて熱い想いを抱えながら台宙にトライしていたにも関わらず、その想いや事実を表立って口にすることはなかった彼がいた。

私たちの知らないところで、「(台宙以外のダンスも)正直踊れるかわからないです」と言うほどの怪我を負い、私たちの知らないところで、「悔しいですけど、台宙カットになっちゃいました。めっちゃ嫌です。」「不甲斐ないです」と悔しがり、それでも自らステージに立つことを決断し、本番では怪我してるなんて微塵も感じさせないパフォーマンスを魅せてくれた彼もいた。

彼らのすべてを知ることは絶対にできないけれど、見えないところがあるからこそ、私たちの目に映る彼らはいつだって眩しい。

 

7人が涙も弱音も愚痴も本音も 全部ぜんぶ零してきた青春の場所から、アクシデントや陰の努力を引き連れて 光り輝く7つの笑顔とありったけのパワー、そして何よりも最高の幸せを日本全国に届けてくれたジャニーズWESTは 私にとって正真正銘の キラキラアイドル だ。

 

 

ジャニーズWESTの何よりの武器は、活き(粋)の良さ。」

スポーツカーやジェット機よりもチャリンコが似合う。いや、むしろ裸足で駆け回る姿が似合う。

チャリンコのチェーンが切れようが 足の裏が傷だらけになろうが立ち止まらない。頑張ることを止めない。頑張る人を止めない。裏でどれだけ膝をつき涙を零し血を吐いていたって、御涙頂戴にしない。させない。

そんなジャニーズWESTだから、が笑えば嬉しすぎて泣きそうになる私がいて、

そんなジャニーズWESTだから、と出会ったことも夢を信じることも間違っちゃいないと断言できる私がいる。

 

今見えているジャニーズWESTの輝きが、1日でも1時間でも1分でも1秒でもながく続く未来でありますように。

 

 

 

「(`‐´) じゃあ俺も、のんちゃんの “足” いただきます!」

「('・ェ・`) ふふ笑  “足”。笑」

 

 

 

 

ともに進もう ずっと…

 

 

 

 

 

2020.11.07

RIDE ON TIME  関西ジャニーズ #3 ジャニーズWEST ~ 一歩でも、その先へ ~